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TikTokのNG企画と戦略設計|バズっても売上が増えない原因と成果につなげる方法

TikTokのNG企画と戦略設計|バズっても売上が増えない原因と成果につなげる方法

  • TikTok

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2026年6月9日

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担当メンバー

ノックデザイン編集部

ノックデザイン編集部

Web制作・運用の現場で得た知見をもとに、ホームページ制作に役立つ情報を日々発信しています。制作のプロが最新情報やノウハウをわかりやすく丁寧にお届けします。

監修者

安田 亮介

SNSコンサルタント

1992年、大阪生まれ。2018年からブログやSNSでの情報発信をスタートし、2年間で総フォロワー5万人以上を獲得。その後、企業のSNS運用・集客支援、採用プロジェクトを経験し、株式会社ノックデザインに入社。
SNS事業責任者として、TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSマーケティングを指揮。4年間で累計100アカウント以上の運用に携わり、これまでに制作した動画は10,000本以上。元ライターとしての経験を活かし、コピーライティングやコンテンツ企画を強みに、成果につながるSNS運用を追求しています。

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再生数は伸びている。フォロワーも増えている。コメントもそこそこ付く。なのに、問い合わせも来店も応募も、まったく増えない。

TikTokを運用している多くの企業が、この違和感に直面します。そして「もっとバズれば成果が出るはずだ」と、さらに再生数を追いかけてしまう。しかし、その方向こそが間違いであることは少なくありません。

本記事では、「バズっても意味がない企画」の正体を明らかにしたうえで、本当に成果につながる「戦略設計」の考え方を解説します。再生数至上主義から抜け出すための、思考の整理にしてください。

この記事で分かること

  • バズっても意味のないTikTok企画の具体例と、その構造

  • 釣り・炎上系の運用が、長期的にブランドを毀損する理由

  • ゴールから逆算する戦略設計の4ステップ

  • 戦略設計があるかないかで、結果がどう変わるかの実例

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「再生数=成功」という思い込みが、SNS運用を間違った方向に進める

最初に、はっきりさせておきたいことがあります。再生数は、成果ではありません。手段です。

ところが世の中には、「再生数さえ取れればなんとかなる」という考え方が驚くほど広がっています。バズ動画の事例ばかりがメディアで取り上げられ、SNSコンサルが「まずは認知だ」と煽る。その結果、多くの企業が「とにかく数字を伸ばす」という方向に走ってしまいます。

なぜ「バズ=成功」という誤解が広がったのか

理由は単純です。再生数は、目に見えて分かりやすい数字だからです。

「10万回再生されました」と言えば、社内でも報告しやすい。一方で「この動画が3件の問い合わせにつながりました」は、因果関係を証明しにくい。だから、測りやすい数字が独り歩きします。しかし、本当に評価すべきは後者です。

再生数だけ取れる動画と、成果につながる動画の違い

この2つは、まったくの別物です。

誰にでも見られる動画は、数字が大きくても成果はゼロになりがちです。逆に、届けたい人にだけ深く刺さる動画は、数字が小さくても成果につながります。問題は「何回再生されたか」ではなく、「誰に届いたか」なのです。

ノックデザインでは以下の図のようにどんな企画がどんな層に刺さるのかを言語化し、戦略的に運用しています。

バズっても意味がないNG企画5パターン

ここからは、具体的に「なぜバズるのか」と「なぜ成果につながらないのか」を、セットで見ていきます。

NG①:クイズ系・2択系・ダンス系などの「文脈なしエンタメ動画」

なぜ伸びるか
TikTokのアルゴリズムと相性が良く、視聴者参加型で完視聴率が高い。手軽に再生数が稼げます。

なぜダメか
視聴者は「コンテンツ」を消費しているだけで、その企業や商品には一切興味を持ちません。フォロワーは増えても、買わない・行かない・応募しない人ばかりが集まります。

NG②:釣りタイトル・釣りサムネで誤誘導する動画

なぜ伸びるか
強い言葉や煽り表現で、視聴率を上げられます。

なぜダメか
期待を裏切られた視聴者は、離脱・低評価・通報をします。アカウント全体への信頼度が下がり、長期的にはアルゴリズム評価そのものが低下していきます。

NG③:炎上・喧嘩・物議を意図的に起こす動画

なぜ伸びるか
対立構造はコメントを呼び、再生数が爆発します。

なぜダメか
企業ブランドが大きく傷つきます。一度ついたネガティブなイメージは消えず、新規顧客や採用候補者の心理的ハードルを上げ続けます。短期の再生数と引き換えに、長期の信頼を失う典型です。

NG④:他社批判・業界批判で目立つ動画

なぜ伸びるか
断定的な批判は、視聴者の感情を強く動かします。

なぜダメか
同業界の人脈・取引先・パートナーとの関係を毀損します。特にBtoB寄りの業種では、致命的になりかねません。

NG⑤:出演者の私生活・恋愛・ゴシップを売る動画

なぜ伸びるか
人間ドラマは、普遍的に強い吸引力を持ちます。

なぜダメか
本来の事業内容と無関係な層が集まり、視聴者層が事業のターゲットから大きくズレます。フォロワー数は増えても、買わない層ばかりになります。

エンタメ系・釣り系も「使い方次第」では武器になる

ここで誤解してほしくないのは、これらの企画を全否定しているわけではない、ということです。

実は、エンタメ性も強いワードも、目的に紐づけて使えば強力な武器になります。重要なのは「そのまま届けて終わり」にしないことです。

エンタメ系動画を「入口」として使う設計

クイズやダンスなどのエンタメ性は、認知獲得の入口としては有効です。問題は、入口で終わってしまうこと。エンタメで興味を引いた視聴者を、その後の動画で本来の事業内容へつなぐ「動画設計」があれば、エンタメは無駄になりません。

強いワードを「フック」として使う設計

「お店を辞めます」「クレームが来ました」など、これらは釣りタイトルに近い構造です。しかし、誠実に種明かしをすれば、信頼を損なうどころか、強い興味喚起になります。実際にこうしたフックで成果を出した事例は、【実績公開】伸びたTikTok動画事例でも解説しています。釣りと演出の違いは、「視聴者を裏切るか、満足させるか」にあります。

賛否を「議論」に変える設計

炎上と、賛否を呼ぶ企画は違います。炎上は誰かを傷つけて注目を集めますが、賛否企画は「業界の本音」「賛否の分かれる商品論」など、視聴者が建設的にコメントしたくなるテーマを扱います。同じ「コメントが伸びる」でも、ブランドへの影響は正反対です。

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成果に繋がるTikTok運用の本質は「ゴールから逆算する戦略設計」

ここからが本記事の核心です。NG企画を避けることよりも重要なのは、その手前にある「戦略設計」です。

戦略設計とは何か

戦略設計とは、行き当たりばったりの投稿ではなく、目的・ターゲット・コンテンツ・導線をひと続きの設計図にすることです。設計図なしに家を建てる人はいません。しかしSNS運用では、設計図なしに「とりあえず投稿してみる」企業が驚くほど多いのです。

戦略設計がないとどうなるか

設計がないまま運用すると、次の4つが起こります。

  • 伸びても成果が出ない

  • フォロワーが事業と無関係な層になる

  • 出演者が「何のために撮っているか」分からず疲弊する

  • 数値に振り回され、方向性を見失う

ゴールから逆算する戦略設計の4ステップ

では、具体的にどう設計するのか。4つのステップで解説します。

ステップ①:目的の言語化(売上・採用・認知のどれか)

「TikTokをやりたい」ではなく、「TikTokで何を達成したいか」を一文で言えるレベルまで言語化します。ここで複数の目的を同時に追うと、必ずブレます。売上なのか、採用なのか、認知なのか。最初に一つ決めることが、すべての出発点です。

ステップ②:ターゲットの解像度を上げる

「何歳の、どんな職業の、どんな悩みを持つ誰に届けたいか」を、一人の人物像として言語化します。ターゲットが「20〜40代の男女」のように広いと、企画は必ずぼやけます。むしろ「35歳・残業で家族との時間が取れないことに悩む現場監督」のように、一人に絞るほど、刺さる言葉が選べます。

ステップ③:ファンになってもらう設計を組む

動画を見た視聴者が、どんな順番でファンになるのかを設計します。1本目で何を伝え、2本目で何を見せ、5本目で何を促すか。1本の動画で完結させず、複数の動画で関係を育てる考え方が重要です。

ステップ④:動画→次のアクションまでの導線設計

動画 → プロフィール → Webサイト → 申し込み/来店/応募。この一連の流れの、どこで離脱が起きているかを可視化します。どれだけ動画が伸びても、プロフィール文が整っていなかったり、リンク先が分かりにくかったりすれば、成果にはつながりません。導線は、動画とセットで設計するものです。

ノックデザイン独自の「戦略設計シート」の中身

ノックデザインがクライアントとの初回打ち合わせで実際に使っているのが、戦略設計シートです。このシートは、目的/打ち手/数値目標/ターゲット像/コンセプト/導線設計/プロフィール設計という7項目で構成されています。動画を1本撮る前に、この設計図を埋めることから始めます。

アカウントのコンセプトやプロフィールの設計は、目的やターゲットなどプロジェクトの概要が整っていなければ作ることができません。

なぜ最初に「シート」を作るのか

初期設計には1ヶ月かけることも珍しくありません。遠回りに見えるかもしれませんが、設計の有無は、半年後の結果をまったく変えます。行き当たりばったりで100本投稿するより、設計図に沿って30本投稿するほうが、成果にはるかに近づく。これがノックデザインの一貫した考え方です。

戦略設計の有無で結果がどう変わるか:ノックデザイン支援事例

戦略設計を徹底した結果、実際に成果が出た事例を3つ紹介します。

事例1:作業服のだいまつ(集客×ブランディング)

すでに5万フォロワーの基盤がありながら、戦略設計を再構築することで、4ヶ月でフォロワー2,300人増・最大51万回再生を達成しました。成果が出ている企業ほど、設計の作り直しが効きます。

だいまつさんの事例詳細については以下のリンクからご覧ください。
TikTokで作業服店の集客成功!再生数300%増を達成した事例を解説!

事例2:オカモト電化(採用)

求人媒体で2年間応募ゼロだった会社が、戦略設計に基づく採用TikTok運用で、2ヶ月目に応募が発生し採用成立。フォロワー234人時点での成果でした。再生数ではなく、ターゲットへの正確な配達を設計した結果です。

オカモト電化さんの事例詳細については以下のリンクからご覧ください。
TikTokで電気工事会社の採用成功!2年間応募ゼロから2ヶ月で採用できた事例を解説!

事例3:カネスケ(自社商品PR)

無名の地域八百屋が、自社開発の野菜ジュースを、6ヶ月で累計約90万回再生・店舗集客につなげました。商品力だけでなく、「誰が何の想いで作るか」という発信を設計したことが鍵でした。

カネスケさんの事例詳細については以下のリンクからご覧ください。
TikTokで八百屋の集客成功事例を解説!商品PRで6ヶ月90万回再生・店舗集客を達成

「戦略設計を自社でやるか、プロに任せるか」の判断軸

戦略設計は、必ずしも外注が必要なわけではありません。社内にマーケティングの知見があり、客観的に自社を分析でき、継続的に検証できる体制があるなら、内製でも十分に機能します。一方で、「何が伸び悩みの原因か分からない」「社内だけでは客観視できない」「設計を言語化する時間がない」という場合は、外部の視点を入れる価値があります。

ただ、外部のプロに任せれば必ず成功するわけでもありません。ノックデザイン自身も、これまで多くの運用を支援する中で何度も失敗を経験してきました。その実体験をYouTubeでも率直にお話ししているので、「どんな失敗が起きやすいのか」「運用代行を選ぶときに何を見るべきか」の判断材料として、ぜひあわせてご覧ください。

▼ノックデザインの失敗事例を語った動画はこちら

よくある質問

Q. 既にバズっている動画があるのですが、戦略を変えるべきですか?
「再生は出ているが、CV・採用・問い合わせにつながっていない」状態であれば、方向性の見直しをおすすめします。バズそのものは悪くありませんが、それが成果に変換されているかが本質です。

Q. 戦略設計だけを手伝ってもらうことは可能ですか?
対応可能です。運用代行とは別に、設計フェーズのみのご相談も承っています。詳細はお問い合わせください。

Q. 戦略設計から成果が出るまで、どのくらいかかりますか?
目的によって異なります。認知や集客は数ヶ月、採用はターゲット次第で前後します。いずれも、設計があるほうが到達は早くなります。

Q. 運用代行の費用感は?
内容や運用本数によって異なりますが、月額25万円〜が目安です。詳細はお気軽にお問い合わせください。

まとめ:再生数を追うのをやめ、戦略設計から始めよう

本記事の要点を整理します。

  • バズっても意味がない動画は、確かに存在する

  • エンタメ・釣り・賛否も、目的に紐づけば武器になる

  • 成果を生むのは、ゴールから逆算する戦略設計である

  • 目的 → ターゲット → ファン化 → 導線、の4ステップで設計する

再生数は、追いかけるものではありません。設計した結果として、ついてくるものです。まずは「何のためにやるのか」を言語化することから始めてください。

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