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TikTokで作業服店の集客成功!再生数300%増を達成した事例を解説!

TikTokで作業服店の集客成功!再生数300%増を達成した事例を解説!

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2026年6月9日

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担当メンバー

ノックデザイン編集部

ノックデザイン編集部

Web制作・運用の現場で得た知見をもとに、ホームページ制作に役立つ情報を日々発信しています。制作のプロが最新情報やノウハウをわかりやすく丁寧にお届けします。

監修者

安田 亮介

SNSコンサルタント

1992年、大阪生まれ。2018年からブログやSNSでの情報発信をスタートし、2年間で総フォロワー5万人以上を獲得。その後、企業のSNS運用・集客支援、採用プロジェクトを経験し、株式会社ノックデザインに入社。
SNS事業責任者として、TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSマーケティングを指揮。4年間で累計100アカウント以上の運用に携わり、これまでに制作した動画は10,000本以上。元ライターとしての経験を活かし、コピーライティングやコンテンツ企画を強みに、成果につながるSNS運用を追求しています。

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「SNSはもう十分やっている」「再生数も取れているし、売上も伸びている」そう言える企業が、それでもTikTok運用代行を導入することがあります。

今回ご紹介するのは、大阪府摂津市の老舗作業服店「株式会社ダイマツ(作業服のだいまつ)」様の事例です。テレビ番組「マツコの知らない世界」でも取り上げられ、Instagramは7.4万フォロワー、TikTokも既に5万フォロワーを超えていた、いわば「業界の有名店」。

その、すでに強かった企業が、なぜプロに運用を任せたのか。そして支援開始からわずか4ヶ月で、フォロワーをさらに2,300人以上増やし、最大51万回再生の動画を生み出すまでに何をしたのか。月次レポートの実数値とともに、その運用設計の中身を公開します。

この記事で分かること

  • だいまつ様が支援前から持っていた強みと、それでも見えていた「壁」

  • ノックデザインが4ヶ月で取り組んだ運用方針の転換

  • 支援1〜4ヶ月目の実数値推移と、伸びた動画の分析

  • 作業服のような専門商材を扱う企業が、TikTokで「人」を軸にする意味

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株式会社ダイマツ様について

株式会社ダイマツ様は、大阪府摂津市に拠点を構える創業約40年の作業服セレクトショップです。「作業服のテーマパーク」をコンセプトに、BURTLEやアイズフロンティア、寅壱といった主要ブランドから、職人に絶大な人気を誇る腰道具ブランド「KNICKS(ニックス)」まで、幅広い商品を扱っています。

特筆すべきは、関西で3店舗しかない「ニックスオフィシャルショップ」であること、そして店舗での「インダストリアルカスタム」という独自のカスタマイズサービスを展開していること。このカスタム事業は「マツコの知らない世界」「月曜から夜更かし」といったテレビ番組でも取り上げられ、作業服業界の枠を超えた認知を獲得していました。

SNSの基盤も、支援前からすでに強固なものでした。Instagram公式アカウントは7.4万フォロワー、Facebookは1.6万いいね、YouTube・X・LINE公式まで一通り運用済み。TikTokアカウントも、支援開始時点で既に5万フォロワーを超えていたのです。

つまり、だいまつ様は「これからSNSを始める企業」では決してありませんでした。むしろ、多くの企業が目標とする状態に、すでに到達していた企業だったのです。

支援前の状況:「再生もフォロワーも売上もあった」その先の壁

一般的な支援事例の記事は、「再生数が伸びなかった企業が、伸びるようになった」というビフォーアフターで語られます。しかし、だいまつ様のケースはまったく違いました。

支援前から、TikTokの再生数は一定取れていました。フォロワーも5万人を超え、売上も伸びていました。広告に長けた外部パートナーとの連携もあり、Web・店舗を含めた集客基盤はすでに整っていた。だからこそ、課題は「成果が出ていないこと」ではなく、「成果が出ている企業特有の、次のフェーズの壁」にありました。

具体的には、次のような状態でした。

  • 動画が「モノ売り(商品紹介)」に留まり、店舗やスタッフの世界観が伝わりきっていない

  • 既存ファンには届いているが、新規視聴者の獲得が頭打ちになりつつある

  • 再生はされても、視聴者の興味が「指名検索」や「来店」といった深い行動に変わりきっていない

商品力もブランド認知もある。それでも「もう一段伸ばすには、何を変えればいいのか」が見えない。これは、ある程度成功している企業ほど直面する、非常に難しいフェーズです。

プロジェクト概要:導線設計の再構築と「人」を打ち出す転換

ノックデザインがだいまつ様と最初に合意した運用設計の核は、3つの言葉に集約されます。

  1. SNS起点で売上を最大化する
    認知だけでなく、単品商品が継続して売れる状態をつくる

  2. 導線設計の再構築
    TikTokの動画を見る → プロフィール訪問 → Webサイト → ECサイト、という流れを作り直す

  3. 澤田店長を"だいまつの顔"として打ち出す
    "モノ売り"から脱却し、店長の存在価値を伝える

ここで重要なのは、最初に「動画をどう撮るか」ではなく「設計図」から合意した点です。だいまつ様には既に商品もブランドもファンもありました。足りなかったのは、それらを「人」を中心に束ね直し、売上へつなげる導線だったのです。

ノックデザインが入って変えた3つの軸

設計図に基づき、ノックデザインは具体的に3つの軸で運用を組み替えました。

軸①:商品紹介から「澤田店長というキャラクター」を中心にした発信へ

最も大きな転換が、これでした。

作業服や腰道具のような専門商材は、スペックで語ろうとすると、どうしても「商品カタログ」のような動画になります。しかし視聴者は、スペックを聞きにTikTokを開いているわけではありません。

そこでノックデザインは、店長である澤田様を"だいまつの顔"として前面に立てました。商品の機能を読み上げるのではなく、現場を知り尽くした道具のプロが「なぜこれを選ぶべきか」を、自分の言葉で語る。アカウント名も「作業服だいまつ|澤田店長」とし、コンセプトを「道具選びで迷う職人の、最強の相談相手」と定義しました。

専門商材ほど「人」を立てるべき理由は明確です。商品は他店でも買えますが、「この人から買いたい」という関係性は、その店にしか存在しないからです。

軸②:冒頭2秒で「Why(なぜ)」を投げる企画設計

伸びた動画には、明確な共通点がありました。それは、冒頭2秒で「業界の素朴な謎」を投げかけている点です。

2025年2月に投稿された「ニッカポッカが消えた理由」という動画は、その代表例です。建設現場でかつて当たり前だった作業着が、なぜ姿を消したのか──職人なら一度は気になる「業界のWhy」を冒頭でぶつけることで、視聴者の指を止めました。この動画は冒頭2秒の継続率が71%に達し、最終的に35万回以上再生されています。

「これ知ってる?」「去年SNSでバズった〇〇」といったフックも同様です。商品を売り込むのではなく、業界の内側にいる人間だからこそ知っている「なぜ」を最初に提示する。これがノックデザインの冒頭設計の中核でした。

軸③:動画→プロフィール→ECまでの導線再構築

どれだけ動画が伸びても、その先の導線が途切れていれば売上にはつながりません。

ノックデザインは、プロフィール文を一行ずつ設計し直しました。1行目で「大阪府摂津市にある作業服屋」と所在と業種を端的に伝え、2行目で「KNICKSオフィシャルショップ」と提示(関西で3店舗しかないため希少性がある)。3行目で来店される方向けに店舗の住所を書き、4行目で「だいまつネットストアはこちら」と一文添えてECサイトへ自然に誘導する構成です。

短い4行の中に、「どんな店か→行く理由があるか→どこにあるか→ネットでも買えるか」という意思決定の階段を、視聴者がそのまま下りていける順序で並べています。

動画で興味を持った視聴者が、プロフィールを訪問し、独自性で納得し、店舗かECに進む。この一連の流れを、行き当たりばったりではなく「設計」として組み直したことが、後の数値に表れていきます。

支援4ヶ月の実数値:フォロワー2,300人増・最大51万再生

ここからは、支援開始からの推移を見ていきます。すでにフォロワー5万人超という「伸ばしにくい」状態からのスタートだったことを念頭に置いてご覧ください。

フォロワー増加

主な動き

2025年1月(1ヶ月目)

+115人

「人」軸へ転換、プロフアクセス率1.3%へ改善

2025年2月(2ヶ月目)

+1,140人

「ニッカポッカが消えた理由」35.8万回、再生・プロフアクセス約300%増

2025年3月(3ヶ月目)

+655人

大きなバズはないが、シェア・フォロワーが安定成長

2025年4月(4ヶ月目)

+423人

「ボディークールスマートX」51.4万回、保存数2,000件超

4ヶ月でフォロワーは累計2,300人以上の増加。すでに5万人の基盤があるアカウントでこの伸びは、決して当たり前ではありません。フォロワーが多いアカウントほど、新規層へのリーチは難しくなるからです。

月別の主要バズ動画と「伸びた理由」

2月の「ニッカポッカが消えた理由」(35.8万回)は、冒頭2秒の継続率71%という数字が示す通り、フックが完璧に機能した動画でした。同月の澤田店長のトーク動画も14.8万回再生を記録し、「店長を顔にする」という方針が数字で裏付けられた月になりました。

4月の「ボディークールスマートX」(51.4万回)は、夏向けの空調作業服を紹介した動画です。単なる商品紹介ではなく、賛否が分かれる切り口で語ったことでコメント欄が活性化し、アルゴリズム上の評価が一気に高まりました。

「再生数だけでなく、シェア・保存・コメントが動いた」という意味

特に注目すべきは、4月の「保存数2,000件超」「シェア+45.9%」という指標です。

再生数は「見られた回数」にすぎませんが、保存は「後で見返したい=検討している」、シェアは「人に教えたい=信頼している」という、購買に近い行動のサインです。だいまつ様の4ヶ月は、単に再生数が伸びただけでなく、バズの「質」が、売上や指名検索につながる方向へ変わっていった4ヶ月だったといえます。

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企業がTikTokで陥りがちな5つのNGパターン

だいまつ様の支援を通じて見えてきた、専門商材・BtoC寄りの店舗が陥りやすい失敗パターンを整理します。

NG①:商品スペックや在庫情報の発信に終始する
「新商品が入荷しました」「この機能が便利です」だけでは、視聴者の感情は動きません。モノ売りには限界があります。

NG②:既存ファン向けの内輪ネタが多くなる
フォロワーが増えると、つい既存ファンに向けた話題が増えます。しかしそれは新規視聴者を取り逃がす構造でもあります。だいまつ様の3月も、この傾向が一部見られました。

NG③:出演者を立てず、企画頼みの運用になる
属人化を恐れて「誰でも撮れる動画」を作ると、印象に残りません。専門商材ほど「誰が言うか」が効きます。

NG④:Instagramと同じ動画をTikTokにも流用する
媒体ごとに視聴者層は異なります。実際、だいまつ様の運用でも「Instagramでは8万回再生されたのに、TikTokでは2万回」という動画がありました。同じ素材が同じように伸びるとは限りません。

NG⑤:再生数だけを追い、保存・シェア・コメントを軽視する
再生数は入口にすぎません。エンゲージメント指標こそ、アルゴリズム評価と購買行動の両面で重要です。

ノックデザイン独自の「TikTok運用フレーム」

だいまつ様の事例から体系化された、ノックデザインの運用フレームの骨子をご紹介します。

  1. 目的設計
    その動画は「売上」「認知」「採用」のどれを狙うのかを最初に決める

  2. 顔となる人物の選定
    専門知識があり、語りに説得力のある人物を中心に据える

  3. 冒頭2秒設計
    後述の3つの型に当てはめてフックを作る

  4. 導線4階層
    動画 → プロフィール → Webサイト → EC/来店、の各段階を個別に最適化する

冒頭2秒で70%以上の継続率を取るための3つの型

だいまつ様の伸びた動画から抽出した、再現性のある冒頭の型は次の3つです。

  • 問いかけ型
    「〇〇って知ってますか?」と視聴者に質問を投げる

  • 業界の謎型
    「ニッカポッカが消えた理由」のように、業界内のWhyを提示する

  • 視聴者目線リアクション型
    視聴者が思わずツッコみたくなる切り口から入る

いずれも共通するのは、「商品を売り込まない」こと。最初の2秒は、興味を作ることだけに使うのが鉄則です。

既に成果が出ている企業が、運用代行を導入する意味

だいまつ様のように、内製で一定の成果が出ている企業が、それでも外部パートナーを入れる意味はどこにあるのか。整理すると、次の4点に集約されます。

  • 属人化リスクの解消
    社内の特定担当者に依存した運用を、再現性のある仕組みに変える

  • 視点の客観化
    内部だけでは気づけない「伸び悩みの構造」を、外部の目で言語化する

  • 施策の体系化
    感覚で回していた運用を、フレームとして整理する

  • 戦略の言語化
    「なぜ伸びたか」を分析し、次に再現できる形に落とし込む

成果が出ているからこそ、次の一段を上るための「設計の作り直し」が必要になる。だいまつ様の4ヶ月は、まさにそれを体現した事例でした。

よくある質問

Q. 既にSNS運用がうまくいっている場合でも、依頼する意味はありますか?
はい。だいまつ様がまさにそのケースでした。成果が出ている企業ほど「次の伸びしろ」が見えにくくなります。客観的な分析と設計の作り直しによって、もう一段上の成果を目指せます。

Q. 運用代行の費用感は?
内容や運用本数によって異なりますが、月額25万円〜が目安です。詳細はお気軽にお問い合わせください。

Q. 撮影や出演は、クライアント側がどこまで関わりますか?
だいまつ様の場合、月1回・1時間ほどのミーティング、撮影日程の調整、企画台本・編集動画のご確認をお願いしていました。企画・撮影・編集・投稿はノックデザインが担います。

Q. 作業服以外の専門商材でも、同じ手法は通用しますか?
通用します。「人を顔に立てる」「冒頭で興味を作る」「導線を設計する」という考え方は業種を問いません。他の業種の事例はTikTokマーケティングとは?集客の成功事例をもとに戦略や注意点を徹底解説でも紹介しています。

まとめ

だいまつ様の事例から得られる学びを整理します。

  • 成果が出ている企業ほど、「次の軸」を作ることに意味がある

  • 専門商材は、スペックではなく「人」を中心に発信すると伸びる

  • 冒頭2秒で「業界のWhy」を投げる設計が、再生数を左右する

  • 再生数だけでなく、保存・シェア・コメントという「質」を見るべき

すでに5万フォロワーを抱えていた企業が、わずか4ヶ月でさらに2,300人以上を積み増し、51万回再生の動画を生み出した。これは「強い企業が、設計次第でさらに強くなれる」ことの証明でもあります。

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