Home

/

SNS動画の制作コストは1本いくらか|内製と代行を実額で全部計算【2026年】  

SNS動画の制作コストは1本いくらか|内製と代行を実額で全部計算【2026年】  

  • TikTok

cached

2026年8月21日

SNS動画の制作コストは1本いくらか|内製と代行を実額で全部計算【2026年】  のブログサムネイル

担当メンバー

ノックデザイン編集部

ノックデザイン編集部

Web制作・運用の現場で得た知見をもとに、ホームページ制作に役立つ情報を日々発信しています。制作のプロが最新情報やノウハウをわかりやすく丁寧にお届けします。

監修者

安田 亮介

SNSコンサルタント

1992年、大阪生まれ。2018年からブログやSNSでの情報発信をスタートし、2年間で総フォロワー5万人以上を獲得。その後、企業のSNS運用・集客支援、採用プロジェクトを経験し、株式会社ノックデザインに入社。
SNS事業責任者として、TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSマーケティングを指揮。4年間で累計100アカウント以上の運用に携わり、これまでに制作した動画は10,000本以上。元ライターとしての経験を活かし、コピーライティングやコンテンツ企画を強みに、成果につながるSNS運用を追求しています。

このメンバーの記事をもっと読む

自社のTikTok運用代行をお探しの方へ

費用だけでなく、具体的なサポート内容や実績事例を知りたい方は、サービス詳細ページをご覧ください。

TikTok運用代行のサービス詳細はこちら >

企業のSNS動画の制作コストは、内製なら1本あたり約7,400〜18,000円、運用代行なら1本あたり約5万〜7万円です。ただしこの2つは同じ成果を生む前提の比較ではありません。成果が出る状態に到達するまでの総額で計算すると、内製は24ヶ月で約432万円、代行は約1,152万円かかり、「成果が出ている1ヶ月あたり」で割り直すと順位が入れ替わることがあります。この記事では、そこまで含めて全部計算します。

こんな方に向けて書きました。

  • SNS担当を社員に任せるか、外注するかを費用で判断したい

  • 「代行は高い」と感じているが、内製の本当のコストを計算したことがない

  • 稟議や上司への説明のために、根拠のある数字が必要

この記事でわかること

  • 動画1本を作るのに実際にかかる時間(工程別・プロの実測値)

  • 月給30万円の社員が内製した場合の、会社負担込みの1本あたり人件費

  • 内製と代行が逆転する損益分岐点(学習期間16.5ヶ月)

記事を書いているのは、株式会社ノックデザインのSNS事業責任者・安田亮介です。100社以上のSNS運用を支援し、累計10,000本以上の動画制作に携わってきました。当社は運用代行会社なので、ポジショントークに聞こえないよう、内製のほうが向いているケースも含めて数字で正直に書きます。数値はいずれも2026年8月時点のものです。

自社の場合はどちらが得か、数字で試算してから判断したい方は、無料相談で内製・外注それぞれの試算をお出ししています。
TikTok運用代行サービスの詳細はこちらから

動画1本に実際かかる時間|工程別の実測値

まず、コスト計算の土台になる作業時間です。1分程度の動画を月10本更新する場合、当社の実測では次の時間がかかります。

工程

月10本あたりの時間

企画立案

2〜3時間

台本作成

10〜15時間

撮影

4〜8時間

編集

15〜20時間

投稿作業

30分〜1時間

コメント返信

30分〜1時間

数値分析

1〜2時間

合計

約33〜50時間

月10本で33〜50時間、月20本なら66〜100時間、毎日更新(月30本)なら100〜150時間が最低ラインです。

強調しておきたいのは、これはプロがやってこの時間だということです。未経験の社員が同じ品質を目指せば、各工程はこの1.5〜2倍かかると見るのが現実的です。しかも表に入っていない時間がまだあります。発信を始める前の初期設計、日々のトレンドのキャッチアップ、伸びなかったときに原因を考える時間。複数人で撮影するなら、スケジュール管理とモチベーション維持というマネジメント工数も乗ります。

SNSの継続が難しい最大の理由は、時間の見積もりが甘いまま始めてしまうことです。「思ったより手間がかかる」となって時間を確保できなくなり、更新が止まる。この失敗パターンを避けるために、まず正確な時間を知ってください。

内製の場合|月給30万円の社員が作ると1本いくらか

では、この作業を月給30万円の社員が担当すると、いくらになるのか。

時給に換算します。月給30万円 ÷ 月160時間(週40時間)= 時給1,875円。ただし企業が実際に負担しているのは額面だけではありません。社会保険料の会社負担分などを含めると、実質的な人件費は約2割増の時給2,250円前後になります。ここでは実額で比較するため、2,250円で計算します。

理想値:作業時間だけを人件費にした場合

月10本 = 33〜50時間 × 2,250円 = 月74,000〜113,000円

1本あたり 約7,400〜11,300円 です。

ただしこれは「プロと同じ速度で作業でき、学習時間も試行錯誤もゼロ」という理想値です。現実の内製はそうなりません。

現実値:兼務で運用した場合

実際の企業でよくあるのは、社員が本業と兼務でSNSを担当するケースです。作業に加えて、勉強・リサーチ・試行錯誤・やり直しが発生するため、業務時間の半分程度がSNSに割かれることが珍しくありません。月給30万円の半分、会社負担込みで月18万円相当が実質的なSNS人件費です。

この場合、月10本なら 1本あたり18,000円 になります。

人件費以外に必ず発生する費用

内製の計算からよく抜け落ちるのが、人件費以外の実費です。

  • 撮影機材(スマートフォンスタンド、照明、マイクなど)の初期購入費

  • 編集ソフトの月額利用料

  • BGM・効果音・素材のライセンス費用

  • 撮影場所の確保にかかる費用

金額は選ぶ機材やソフトによって幅がありますが、代行費用にはこれらがすべて含まれていることは押さえておいてください。1本あたりの単価を比べるときは、内製側にこの実費を足す必要があります。

運用代行の場合|1本あたり5万〜7万円

比較のために、当社(ニチヨウビ)の料金で計算します。

プラン

月額(税別)

投稿本数

1本あたり

ライト

28万円〜

月4本

約7万円

スタンダード

48万円〜

月8本

約6万円

プレミアム

60万円〜

月12本

約5万円

企画・台本・撮影・編集・投稿・分析まで含めての金額です。原則6ヶ月からのご契約となります。なお、月額とは別に初期費用がかかるほか、撮影費(一眼レフを使用するクリエイターの人件費)、交通費、スタジオ費などは別途申し受けています。業界全体の相場観はTikTok運用代行の費用・料金相場で、動画制作単体の相場は動画制作の費用ガイドで解説しています。

さて、ここまでの数字を並べると、こうなります。

  • 内製(兼務・会社負担込み):1本 約18,000円 + 機材・ソフト費

  • 代行:1本 約50,000〜70,000円

「3倍以上違う。内製のほうが安い」──そう見えるはずです。この比較が落とし穴です。

ひとつ先に断っておくと、1本18,000円の内製動画と1本6万円の代行動画は、同じ成果を生む前提の比較ではありません。品質にも、成果に届くまでの速度にも差があります。そして費用対効果を左右するのは、単価より後者のほうです。

内製と代行が逆転する損益分岐点|24ヶ月の総額で計算する

内製と代行の差額の正体は、制作費ではなく時間です。

社内人材だけでSNSを始めた場合、多くの企業が次の壁に順番にぶつかります。

  • 0〜6ヶ月:アルゴリズムの理解がなく動画が伸びない。再生が伸びても成果につながらない

  • 6ヶ月〜1年:施策の良し悪しの判断に時間がかかり、PDCAが遅い

  • 1年〜:勝ちパターンができても、アルゴリズム変更やトレンドに追従できない

この試行錯誤の期間、月18万円相当の人件費は成果ゼロのまま流れ続けます。仮に軌道に乗るまで1.5年かかったとすると、

18万円 × 18ヶ月 = 約324万円

が学習コストとして消えます。これは当社が営業の場で実際にお見せしている計算で、誇張ではありません。SNS運用は、再生数が伸びない期間もコストが同じだけかかるという構造がすべてです。

これを踏まえて、24ヶ月の総額で並べてみます。

内製(兼務・月10本)

代行(スタンダード・月8本)

月あたりの費用

約18万円+機材・ソフト費

48万円〜(税別)+別途費用

1本あたり

約18,000円

約6万円

成果が出るまでの期間

6ヶ月〜1.5年

立ち上げに3〜6ヶ月

24ヶ月の総額

約432万円

約1,152万円

うち成果が出ていない期間の費用

最大約324万円(18ヶ月)

約144万円(3ヶ月)

成果が出ている1ヶ月あたり

約72万円(432万円÷6ヶ月)

約58万円(1,152万円÷20ヶ月)

総額では内製が3分の1以下です。ところが「成果が出ている状態を1ヶ月維持するのにいくらかかったか」で割り直すと、順位が入れ替わります。

計算すると、学習期間が16.5ヶ月を超えた時点で、内製のほうが割高になります。逆に言えば、内製が半年で軌道に乗れば1ヶ月あたり約24万円となり、代行を大きく下回ります

つまり判断すべきは「1本いくらか」ではなく、自社が何ヶ月で軌道に乗せられるかです。そしてその期間を決めるのは、予算ではなく人です。

再生数が成果につながる構造については、TikTokの遷移率のリアルで実測値を公開しています。

単価以外に見落とされがちな内製コスト

計算に乗りにくいコストも、実務では効いてきます。

担当者の本業が止まる。 兼務でSNSに半分の時間を割くということは、その社員の本来の業務の半分が止まるか、他の誰かが巻き取るということです。

担当者が辞めるとノウハウが消える。 1年かけて蓄積した知見が、退職と同時にゼロになります。属人化した内製アカウントの引き継ぎは、想像以上に難しいものです。

熱量には限界がある。 100社以上を支援してきた範囲では、本業を持ちながら人が熱量を保って運用できるのは2アカウントまでです。1日にSNSへ割ける時間は現実的に3〜4時間。1本の制作に30分〜2時間、コメント返信に30分、リサーチに1時間と積むと、それ以上は土日か睡眠を削るしかありません。

トレンドの追跡が業務になる。 SNSの仕様変更と流行の入れ替わりは異常な速さです。TikTok Shopのような大型機能を使いこなすには継続的な学習が必要で、よほどSNSが好きな社員でない限り、業務の傍らで追い続けるのは現実的ではありません。

それでも内製が向いているケース

運用代行会社の立場ですが、内製をおすすめできるケースは実際にあります。前章の計算のとおり、学習期間を短くできる条件がそろっているなら、内製のコスト効率は代行を上回ります。

  • SNSが好きで熱量のある社員がすでにいる(ここが最重要です。育成から始める内製は学習コストがフルでかかります)

  • 動画1本あたりの成果単価が低く、代行費用を回収しにくい低単価ビジネス

  • 経営層がSNSに本気で、試行錯誤の期間を投資として許容できる

内製・外注それぞれのメリット・デメリットや判断基準の全体像は、SNS運用はインハウスと外注どっちがおすすめ?で詳しくまとめています。あわせて、AIを使った切り抜き動画の量産のように、内製の工数自体を圧縮する方法もあります。

【結論】内製と代行はどう判断すべきか

計算をまとめると、判断の軸は次のようになります。

編集などの一部工程だけ外注する場合: 最も時間を食うのは編集(月15〜20時間)です。ここだけ外注すれば内製の負担はほぼ半減します。当社が把握している範囲では、動画編集の外注は1本数千円から数万円程度が目安です。

熱量ある人材がいて内製する場合: 1本あたり7,400〜18,000円で回せます。半年で軌道に乗せられるなら、成果1ヶ月あたり約24万円と最も安く済みます。ただし軌道に乗るまで1.5年かかると、学習コストは約324万円になります。

成果までの時間を買う場合: 運用代行が選択肢です。株式会社ノックデザインが運営するニチヨウビは、企画から撮影・編集・投稿・分析までを一貫して支援し、ライトプラン月額28万円〜(税別・月4本)、スタンダードプラン月額48万円〜(税別・月8本)、プレミアムプラン月額60万円〜(税別・月12本)、原則6ヶ月からのご契約です。100社以上の支援で蓄積した勝ちパターンから始めるため、内製の学習期間を短縮できることが単価差の対価になります。

代行を検討する際は、料金の安さではなく、「成果が出るまで何ヶ月かかると見込んでいるか」に具体的に答えられる会社かどうかを確認してください。この質問に数字で答えられない会社は、成果までの時間を買う相手としては不十分です。

運用代行についてもう少し詳しく知りたいという方は、TikTok運用代行サービスサイトをご覧ください。

動画の制作コストに関するよくある質問

Q. 月10本も投稿する必要がありますか?本数を減らせば安くなりますか?

本数を減らせば当然コストは下がりますが、成果が出るラインを下回ると「安いが何も起きない」状態になります。当社の基準では、アルゴリズムに学習データを与えてPDCAを回すために月4本が下限です。月1〜2本の投稿は、コストが小さくても成果ゼロになりやすく、費用対効果はむしろ悪化します。適切な投稿頻度の考え方はTikTokの最適な投稿頻度で解説しています。

Q. まず内製で始めて、うまくいかなければ外注に切り替えるのはありですか?

順番としてはありですが、「うまくいかない状態」の見極め期限を最初に決めてください。おすすめは6ヶ月です。期限を決めないと、月15万円相当の人件費を投じながら「もう少し続ければ」とずるずる継続してしまい、学習コストが膨らみます。また、切り替え時には内製期間のアカウントデータ(何が伸びて何が伸びなかったか)が引き継ぎ資産になるので、投稿ごとの数値記録だけは必ず残しておいてください。

Q. 兼務ではなく専任担当者を雇う場合はどうなりますか?

月給30万円の専任なら、会社負担込みで年間約430万円です。月20本以上を安定して出せるなら1本あたり約1.5万円となり、外注よりも安くなります。ただし、SNS運用の実務経験者は採用市場でも希少で、採用コストと定着リスクが乗ります。未経験者を専任にする場合は、前述の学習期間が専任コストでフルにかかる点にご注意ください。専任雇用が現実的なのは、SNSを事業の主要チャネルに据える覚悟が決まっている企業です。

企業SNSの動画1本あたりの制作コストを、実額で整理すると次のとおりです。

  • 動画制作の実働は月10本で33〜50時間(プロの実測。未経験者は1.5〜2倍)

  • 内製の1本あたりコストは、理想値で約7,400〜11,300円、兼務の現実値で約18,000円(いずれも会社負担込み)

  • 運用代行は1本あたり約5万〜7万円

  • 24ヶ月の総額は内製が約432万円、代行が約1,152万円。ただし「成果が出ている1ヶ月あたり」で割ると約72万円対約58万円で逆転する

  • 損益分岐は学習期間16.5ヶ月。半年で軌道に乗せられる人材がいるなら内製が有利

「1本いくらか」ではなく、「成果が出る状態まで総額いくらかかり、そこに何ヶ月で届くか」で比べること。これがこの記事でいちばん伝えたい計算方法です。

自社の場合はどちらが得か、具体的な数字で試算してみたい方は、無料相談をご利用ください。現状の体制と目的を伺ったうえで、内製・外注それぞれの試算をお出しします。
TikTok運用代行サービス(ニチヨウビ)

サービス内容や料金プランを資料でご確認いただけます。
TikTok運用代行 資料ダウンロード

まずは資料をダウンロード

TikTokサービス資料 のイメージ画像

TikTokサービス資料 

TikTok運用代行の支援内容や、支援実績に関する資料をご覧いただけます。

SNS運用にお悩みの方は、プロに無料相談してみませんか?

TikTokやYouTubeを活用したいが、何から始めればいいかわからない

自社のSNSアカウントが伸び悩んでおり、改善策を知りたい

SNSを通じて集客や採用を強化したいが、効果的な戦略がわからない

このようなお悩みを、SNS運用の専門家が解決に導きます。
貴社の目的や課題を丁寧にヒアリングし、最適な運用プランをご提案いたします。

※ご相談は無料、ご依頼は必須ではありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

無料相談してみる

arrow_forwardarrow_forward

TikTokサービス資料 

TikTok運用代行の支援内容や、支援実績に関する資料をご覧いただけます。

ニチヨウビの実績や特徴がわかる

資料をダウンロードする

arrow_forwardarrow_forward