SNS運用はインハウスと外注どっちがおすすめ?費用や判断基準、ハイブリッド型まで徹底比較
SNS運用
2026年6月11日


担当メンバー
ノックデザイン編集部
ノックデザイン編集部
Web制作・運用の現場で得た知見をもとに、ホームページ制作に役立つ情報を日々発信しています。制作のプロが最新情報やノウハウをわかりやすく丁寧にお届けします。

監修者
安田 亮介
SNSコンサルタント
1992年、大阪生まれ。2018年からブログやSNSでの情報発信をスタートし、2年間で総フォロワー5万人以上を獲得。その後、企業のSNS運用・集客支援、採用プロジェクトを経験し、株式会社ノックデザインに入社。
SNS事業責任者として、TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSマーケティングを指揮。4年間で累計100アカウント以上の運用に携わり、これまでに制作した動画は10,000本以上。元ライターとしての経験を活かし、コピーライティングやコンテンツ企画を強みに、成果につながるSNS運用を追求しています。
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SNSマーケティングの重要性が高まる中、運用体制を「インハウス(内製化)」にするか、「外注(アウトソーシング)」するかは、多くの企業が直面する課題です。
どちらにも一長一短があり、自社のリソース状況や目指すゴールによって最適な選択肢は異なります。
本記事では、SNS運用の体制構築に悩む経営者やマーケティング担当者に向けて、それぞれの特徴を比較し、意思決定に役立つ判断材料を提供します。
この記事でわかること
SNS運用のインハウス化と外注の具体的な違い
それぞれのメリット・デメリットとリスク
インハウスと外注の費用対効果の比較
自社で運用する場合の具体的な業務フロー
成功事例から学ぶ運用のポイント
安易な選択でコストや時間を無駄にしないよう、両者の特徴を正しく理解し、自社にとって最適な運用体制を見極めてください。
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- SNS運用のインハウス化(内製化)とは
- SNS運用をインハウス化するメリット
- 外注費などのコストを抑えやすい
- 自社の魅力や熱量を反映させやすい
- 施策の実行スピードが速い
- SNS運用をインハウス化するデメリット
- 担当者の教育に時間がかかる
- クオリティの維持・向上が難しい
- リサーチ時間や教育コストが外注費を上回るケースがある
- SNS運用を外注するメリット
- プロのノウハウで質の高い投稿ができる
- 最短距離で成果にアプローチできる
- 社内リソースを使わず業務幅が広がる
- SNS運用を外注するデメリット
- インハウスに比べてコストが高くなる
- 担当者との相性で成果が左右される
- 自社独自の「細かなニュアンス」が伝わりにくい
- どっちが正解?SNS運用を「選ぶための判断基準」チェックリスト
- インハウスが向いている企業の特徴(BtoC、店舗型など)
- 外注が向いている企業の特徴(BtoB、新規事業、リソース皆無など)
- SNS運用はインハウスと外注どっちがお得?費用対効果の比較
- SNS運用をインハウス化する場合の運用の流れ
- 目的(KGI)やゴール(KPI)の設定
- ターゲット選定とSNS媒体の選択
- 運用コンセプトと企画の立案
- コンテンツ制作と投稿実務
- データ分析とPDCA改善
- ハイブリッド型(内製化支援)という選び方
- ハイブリッド型が注目される理由
- ハイブリッド運用の具体的なパターン
- 自走化(完全内製化)に向けた育成・移行プロセス
- SNS運用でお困りなら「ニチヨウビ」
- ニチヨウビの実績と事例
- 有限会社 美創プランニング
- 有限会社長谷川興業
- Bar Kalon/Livin Kalon
- 株式会社One Link
- SNS運用に関するよくある質問(FAQ)
- 業務の一部だけを外注できますか?
- インハウス化に役立つ支援ツールはありますか?
- インハウスと外注、成果が出るのはどっちですか?
- まとめ:SNS運用は「外注」と「インハウス」のハイブリッドも検討しよう
SNS運用のインハウス化(内製化)とは

SNS運用のインハウス化とは、企画・制作・投稿・分析といった一連の業務をすべて自社の社員で行う体制のことです。
一般的には、広報担当やマーケティング担当が兼務する場合や、専任のSNS担当者を新たに採用するケースが含まれます。
外部の専門会社に委託せず、社内のリソースだけで完結させるため、ノウハウが社内に蓄積されるのが特徴です。
一方で、担当者のスキルや業務量に依存しやすく、属人化しやすい側面も持っています。
SNS運用をインハウス化するメリット

自社で運用を行う最大の利点は、コスト管理のしやすさと、企業としての想いをダイレクトに発信できる点にあります。
外注費などのコストを抑えやすい
自社の魅力や熱量を反映させやすい
施策の実行スピードが速い
ここでは、インハウス化を選択した場合の具体的なメリットを解説します。
外注費などのコストを抑えやすい
外部の運用代行会社へ支払う委託費が発生しないため、キャッシュアウトを抑えられるのが大きなメリットです。
もちろん社内担当者の人件費は発生しますが、既存社員が業務の一部として担当する場合、新たな追加予算を組まずにスタートできることもあります。
初期段階で予算確保が難しい場合や、まずはスモールスタートで検証したい企業にとっては、金銭的なハードルが低い選択肢と言えます。
ただし、担当者が運用に費やす時間コスト(工数)は見落とされがちなので注意が必要です。
自社の魅力や熱量を反映させやすい
社内の人間が発信することで、企業の雰囲気やブランドの熱量をリアルタイムに伝えられます。
商品やサービスに対する深い理解や愛着は、外部のライターやクリエイターには真似できない要素であり、ユーザーへの共感を生む重要なポイントです。
また、社内で起きた出来事や最新情報を即座に投稿できるスピード感も、インハウスならではの強みです。
現場の空気感をそのままコンテンツに落とし込むことで、フォロワーとの心理的な距離を縮めやすくなります。
【株式会社ノックデザイン 担当者】 「『社員の笑顔』や『オフィスの日常』など、内部にいるからこそ撮れる素材は、実は最強のコンテンツになります。」
施策の実行スピードが速い
インハウス運用では、意思決定から実行までのスピードが速い点もメリットです。
外注の場合、施策の変更や新しいコンテンツの企画をする際には、外注先とのミーティング日程の調整・指示出し・確認・修正といったやり取りが複数回発生します。緊急性の高い投稿や、トレンドを即座にとらえたコンテンツを出したい場面では、このプロセスがネックになることがあります。
一方、インハウスであれば社内で即断即決できるため、話題のニュースやバズっているトレンドに対してリアルタイムで乗ることが可能です。例えば、SNSで突発的に盛り上がったミームや社会的な出来事に合わせた投稿を、承認待ちなしで公開できるのはインハウスならではの機動力です。
特に、XやTikTokのようにトレンドの移ろいが速いプラットフォームでは、「今日の旬」を逃さずに発信できることがエンゲージメントに直結します。スピーディーな情報発信が必要な業種・業態の企業にとって、インハウスは大きなアドバンテージになります。
SNS運用をインハウス化するデメリット

コスト面や熱量の伝達に強みがある一方で、専門的なスキルの不足やリソースの問題が壁となることがあります。
担当者の教育に時間がかかる
クオリティの維持・向上が難しい
リサーチ時間や教育コストが外注費を上回るケースがある
インハウス化を進める前に把握しておくべき課題について解説します。
担当者の教育に時間がかかる
SNSマーケティングはトレンドの移り変わりが激しく、アルゴリズムも頻繁にアップデートされるため、未経験者がゼロから成果を出すまでには長い学習期間が必要です。
担当者が独学で運用する場合、試行錯誤の連続となり、軌道に乗るまでに数ヶ月から1年以上かかることも珍しくありません。
また、担当者が退職してしまうと、蓄積されたノウハウが失われ、また一から教育し直すことになるリスクもあります。
継続的な教育体制やマニュアル化ができていない組織では、運用が頓挫する可能性が高くなります。
クオリティの維持・向上が難しい
プロのクリエイターが制作するコンテンツと比較すると、どうしてもデザインや動画編集の質で見劣りする場合があります。
特にInstagramやTikTokなどの視覚情報が重要な媒体では、クリエイティブの質がエンゲージメント(反応率)に直結するため、素人感のある投稿は敬遠される傾向にあります。
日々の業務と兼務している場合、投稿頻度を保つだけで精一杯になり、分析や改善(PDCA)まで手が回らなくなるケースも少なくありません。
結果として、「ただ更新しているだけ」の状態になり、フォロワーが増えないという悪循環に陥りやすくなります。
リサーチ時間や教育コストが外注費を上回るケースがある

インハウス化の最大の魅力が「コストの安さ」である一方で、実際の費用対効果を計算すると外注の方が安く済む場合があります。SNS運用を担当者がゼロから学ぶ場合、以下のような「時間コスト」が積み重なります。
アルゴリズムやトレンドのリサーチ(週あたり数時間〜)
コンテンツ企画・制作スキルの習得(月単位での学習期間)
投稿効果の分析方法・改善サイクルの理解
外注先との比較検討・ツール選定のための調査
例えば、月給30万円の社員が週10時間をSNS運用に充てるとすると、月間コストに換算すると約7〜8万円相当になります。さらに研修費や学習ツール代なども加わると、月額10〜20万円程度の外注プランと比較して、実質的なコストはそれほど変わらないケースも少なくありません。
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SNS運用を外注するメリット

SNS運用のプロフェッショナルに依頼することで、社内リソースの不足を補い、早期に成果を出すことが期待できます。
プロのノウハウで質の高い投稿ができる
最短距離で成果にアプローチできる
社内リソースを使わず業務幅が広がる
外部委託を選択した場合の主なメリットについて解説します。
プロのノウハウで質の高い投稿ができる
SNS運用代行会社は、最新のトレンドやアルゴリズムの変動を常に把握しており、媒体ごとに最適化されたクリエイティブを制作できます。
ユーザーの目を引くデザインや、視聴維持率を高める動画構成など、専門的な技術に基づいたコンテンツ発信が可能です。
自社では気づかない客観的な視点での企画提案も受けられるため、マンネリ化を防ぐ効果もあります。
高いクオリティを安定して供給できる点は、ブランディングの観点からも大きな利点です。
最短距離で成果にアプローチできる
過去の膨大な運用データや成功事例に基づいた戦略設計を行うため、無駄な失敗を避け、効率的に目標達成を目指せます。
ターゲット選定からハッシュタグの選定、投稿時間の最適化まで、論理に基づいた運用が行われるため、インハウスに比べて成長スピードが早まる傾向にあります。
特に立ち上げ初期は、認知を獲得するための初速が重要であり、プロの手を借りることでスムーズなアカウント育成が可能です。
時間を「買う」という感覚で、早期に集客チャネルを確立したい企業に適しています。
【株式会社ノックデザイン 担当者】 「SNS運用の初速は『正解の型』を知っているかどうかで決まるため、プロに頼むことは『時間の節約』になります。」
社内リソースを使わず業務幅が広がる
運用業務を丸ごと委託することで、社内担当者は本来のコア業務(商品開発や営業活動など)に集中できます。
SNS運用は、企画・制作・投稿・返信・分析と非常に工数がかかる業務ですが、これらを外部に任せることで、組織全体の生産性を落とさずにマーケティングを強化できます。
また、リソース不足で手が回らなかったキャンペーン施策や広告運用なども、外注先のサポートを受けることで実施可能になります。
社内の負担を増やさずに、マーケティング施策の幅を広げられる点は経営上の大きなメリットです。
SNS運用を外注するデメリット

高い専門性と効率性を得られる反面、コストやコミュニケーションの面で課題が生じることがあります。
インハウスに比べてコストが高くなる
担当者との相性で成果が左右される
自社独自の「細かなニュアンス」が伝わりにくい
外注を検討する際に見落としてはいけないデメリットについて解説します。
インハウスに比べてコストが高くなる
運用代行会社に依頼する場合、月額数十万円から、依頼内容によっては百万円以上の費用が発生します。
社内リソースで行う場合に比べて、明確なキャッシュアウトが発生するため、費用対効果に対してシビアな判断が求められます。
予算が潤沢でない場合、契約期間中に十分な成果が出る前に予算が尽きてしまい、中途半端な状態で終了してしまうリスクもあります。
依頼する業務範囲(コンサルティングのみ、制作のみ、フル運用など)を調整し、予算内で最大の効果を出せるプランを選定する必要があります。
担当者との相性で成果が左右される
外注先の担当者が、必ずしも自社の業界や商材に精通しているとは限らず、ブランドの理解度にズレが生じることがあります。
「トンマナ(トーン&マナー)が違う」「商品の魅力が伝わらない」といった認識の不一致が起きると、修正のやり取りに多くの時間を費やすことになります。
また、会社によって得意なジャンルや媒体が異なるため、自社の課題解決に適したパートナー選びが重要です。
コミュニケーションコストを減らすためにも、事前のヒアリングで相性や実績をしっかり確認することが求められます。
自社独自の「細かなニュアンス」が伝わりにくい
外注においては、「言葉にしにくい自社らしさ」が伝わりにくいことがあります。
企業には、長年培ってきたブランドの世界観や、ターゲットに対する独自の語りかけ方、言ってはいけないNGワード、社風から来るトーンの微妙なさじ加減など、マニュアル化が難しい「暗黙知」が存在します。こうした細かなニュアンスを外注先のクリエイターに完全に理解してもらうことは容易ではありません。
たとえば、「うちの会社はフレンドリーに見せたいけど、馴れ馴れしすぎるのはNG」「製品の機能は強調してほしいが、大げさな表現は避けたい」といった曖昧な方針は、言語化しないと外注先には伝わらないことがほとんどです。
【株式会社ノックデザイン 担当者】 「丸投げではなく、定期ミーティングで『自社の想い』をしっかり共有できるパートナーを選ぶことが、ズレを防ぐコツです。」
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どっちが正解?SNS運用を「選ぶための判断基準」チェックリスト

インハウスか外注かを決める前に、自社の現状を客観的に把握することが重要です。どちらの体制が自社に適しているか、以下のチェックリストを参考にしてください。
インハウスが向いている企業の特徴(BtoC、店舗型など)
以下の項目に多く当てはまる企業は、インハウス運用が向いている可能性があります。
SNS担当に充てられる人員に余裕がある(専任または兼任可能な社員がいる)
自社の商品・サービスに熱量があり、現場のリアルな雰囲気を伝えたい
BtoCビジネスで、日常的なコミュニケーションがブランディングに直結する
飲食店・美容室・アパレルなど、来店・購買につながる「日常感」が武器になる業種
長期的にSNSノウハウを社内に蓄積し、自走できる体制を目指している
予算が限られており、まずスモールスタートで検証したい
社内に撮影・動画編集ができる人材や環境がある
特に、店舗型ビジネスや個人に近い企業ブランドを持つ中小企業・ベンチャーでは、社員が自ら発信するコンテンツが「本物感」として受け入れられやすく、インハウスが武器になるケースが多いです。フォロワーが共感するのは、作りこまれた広告よりも「リアルな日常」であることを意識しましょう。
外注が向いている企業の特徴(BtoB、新規事業、リソース皆無など)
以下の項目に多く当てはまる企業は、外注を検討することをおすすめします。
社内にSNSの専門知識を持つ人材がいない、または育てる時間的余裕がない
早期に認知を獲得したい新規事業や新ブランドの立ち上げフェーズにある
BtoBビジネスで、専門性の高い情報発信や見込み客へのアプローチが必要
TikTok・YouTubeなど動画コンテンツが主軸で、制作クオリティが重要な媒体を使いたい
社内の人員が少なく、SNS以外の業務を優先しなければならない状況
過去にインハウスで取り組んだが成果が出ず、専門家の力を借りたいと感じている
短期間で結果を出す必要があり、試行錯誤の時間的余裕がない
特に新規事業の立ち上げや、競合がすでにSNSで先行している市場への参入時は、外注の「初速の早さ」が競争優位に直結します。また、BtoBビジネスでは専門性の高いコンテンツが求められるため、業界知識と発信力を兼ね備えた外注パートナーを選ぶことで、見込み客の質を高めることができます。
SNS運用はインハウスと外注どっちがお得?費用対効果の比較

「インハウス」と「外注」のどちらが費用対効果(ROI)が高いかは、企業のフェーズや目的によって異なります。
単純な金額だけでなく、時間的コストや得られる成果を含めて比較検討する必要があります。
以下の表は、一般的な判断基準をまとめたものです。
比較項目 | インハウス(内製) | 外注(アウトソーシング) |
金銭的コスト | 低い(人件費のみ) | 高い(委託費が発生) |
時間的コスト | 高い(教育・実務・採用) | 低い(即戦力・丸投げ可) |
成果が出るまでの期間 | 長期戦になりやすい | 短期~中期で期待できる |
ノウハウ蓄積 | 社内に蓄積される | 社内に残りにくい(契約形態による) |
適している企業 | 予算がなく、人材育成に時間を割ける企業 | 早期に成果を出したい、リソース不足の企業 |
結論として、長期的に社内に知見を溜めたい場合はインハウスが有利ですが、機会損失を防ぎ、スピード感を持って売上につなげたい場合は外注の方が結果的に「お得」になるケースが多いです。
目先の出費だけでなく、「成果が出るまでの期間」と「社員の工数」を天秤にかけて判断しましょう。
SNS運用をインハウス化する場合の運用の流れ

もしインハウスでの運用を選択する場合、無計画に始めると失敗する可能性が高くなります。
目的(KGI)やゴール(KPI)の設定
ターゲット選定とSNS媒体の選択
運用コンセプトと企画の立案
コンテンツ制作と投稿実務
データ分析とPDCA改善
成果を出すために必要な、標準的な運用のステップを紹介します。
目的(KGI)やゴール(KPI)の設定
まず、「何のためにSNSをやるのか」というKGI(重要目標達成指標)を明確にします。
「認知拡大」「ブランドイメージの向上」「直接的な売上増加」「採用」など、目的によって運用方針は大きく変わります。
その上で、KGIを達成するための中間目標であるKPI(重要業績評価指標)を設定します。
「フォロワー数」「インプレッション数」「エンゲージメント率」「サイト遷移数」など、具体的な数値を定めることで、運用のブレを防ぎます。
ターゲット選定とSNS媒体の選択
「誰に届けたいか」というペルソナ(ターゲット像)を具体的に設定します。
年齢、性別、職業、趣味嗜好などを細かく想定することで、発信すべき内容が定まります。
ターゲットが決まれば、それに適したSNS媒体(プラットフォーム)を選びます。
若年層向けならTikTok、ビジネス層ならFacebookやX(旧Twitter)、ビジュアル重視ならInstagramなど、媒体ごとのユーザー層と特性を理解して選定することが重要です。
運用コンセプトと企画の立案

アカウントの「軸」となる運用コンセプトを策定します。
「誰の、どんな悩みを解決するアカウントなのか」「どんな世界観を提供するのか」を言語化し、プロフィールや投稿デザインに反映させます。
コンセプトに基づき、具体的な投稿企画を考えます。
ユーザーが求めている情報(検索意図)と、自社が伝えたい情報のバランスを取りながら、継続的に発信できるネタをストックしていきます。
コンテンツ制作と投稿実務
企画をもとに、画像や動画、テキスト(キャプション)を作成します。
ユーザーは一瞬で「見るか見ないか」を判断するため、視認性の高いデザインや、冒頭で惹きつける構成が求められます。
作成したコンテンツは、ユーザーが最もアクティブになる時間帯を狙って投稿します。
継続的な発信が重要であるため、予約投稿機能を活用するなどして、投稿頻度を落とさない工夫が必要です。
データ分析とPDCA改善
投稿後は必ず数値を分析し、良かった点と悪かった点を振り返ります。
各SNS媒体のインサイト機能(分析ツール)を活用し、保存数や視聴維持率などの指標を確認します。
「なぜこの投稿は伸びたのか」「なぜ反応が悪かったのか」を仮説検証し、次回の投稿に活かすPDCAサイクルを回し続けます。
この改善プロセスの繰り返しこそが、SNS運用を成功させる鍵となります。
ハイブリッド型(内製化支援)という選び方

インハウスか外注かという二択で悩んでいる方に注目してほしいのが、「ハイブリッド型」という第三の選択肢です。近年、SNS運用の世界でハイブリッド型の運用体制が急速に広まっています。
ハイブリッド型が注目される理由
インハウスには「コストが抑えられる」「熱量を伝えられる」という強みがあり、外注には「専門性が高い」「スピードが早い」という強みがあります。ハイブリッド型は、この両者の強みを掛け合わせることで、それぞれのデメリットを補い合える点が最大の魅力です。
具体的には、「戦略の立案やデータ分析はプロに委託し、日常的な投稿やコミュニケーションは社内で行う」といった役割分担が一般的です。これにより、専門的なノウハウを吸収しながら、自社のリアルな情報発信も継続できます。
ハイブリッド運用の具体的なパターン
ハイブリッド型の運用には、企業の状況に応じていくつかのパターンがあります。
戦略は外注、実務はインハウス
クリエイティブは外注、コミュニケーションはインハウス
立ち上げ期のみ外注、軌道に乗ったらインハウスへ移行
自社のリソースや強みに応じて、外注と内製の比率を柔軟に調整できる点がハイブリッド型の強みです。
自走化(完全内製化)に向けた育成・移行プロセス
ハイブリッド型の最終目標は、「社内だけで運用できる状態(自走化)」に到達することです。自走化を実現するためには、段階的な移行プロセスが重要です。
外注先から運用ノウハウを吸収する期間(1〜3ヶ月)
外注先の戦略立案や分析レポートに積極的に関与し、「なぜこの投稿を出すのか」「どのデータを見て判断しているのか」を学ぶ期間です。ただ任せるだけでなく、定期ミーティングで理解を深めましょう。業務を少しずつ引き継ぐ期間(3〜6ヶ月)
投稿企画、コンテンツ制作、コメント返信など、業務を段階的に社内に引き継いでいきます。外注先はサポート・チェック役に徹してもらい、徐々に依存度を下げていきます。自走化・外注サポートの最小化(6ヶ月以降)
社内だけで運用の大部分を回せるようになったら、外注は月1回のコンサルティングや定期レビューのみに縮小します。コストを抑えながら、プロの視点を取り入れ続けることができます。
自走化に成功した企業は、外注費を大幅に削減しながら、インハウスならではの「リアルタイム感」と「ブランドへの熱量」でSNSを成長させ続けることができます。
SNS運用でお困りなら「ニチヨウビ」

SNSマーケティングに取り組みたいけれど、何から始めればいいかわからない。投稿を続けているのに、思うような成果が出ない。そんな悩みを抱えている企業は少なくありません。
ニチヨウビは、株式会社ノックデザインが運営するSNS運用支援サービスです。「日曜日の発想で、話題をつくる」をコンセプトに、固定概念にとらわれない自由な発想で、企業やブランドの魅力を発信します。
特にTikTokやYouTubeなど、動画コンテンツの運用を得意としており、累計5,000投稿以上の実績を持っています。戦略設計から動画の企画・制作、投稿、効果測定まで、SNS運用に必要な業務を一貫してサポート。初めてSNS運用に取り組む企業でも、安心して任せられる体制を整えています。
ターゲットに刺さるコンテンツを企画し、エンゲージメントの向上や新たな顧客層の獲得を実現。採用活動や集客など、企業が抱えるさまざまな課題に対して、SNSを起点とした解決策を提案しています。
ニチヨウビの実績と事例
ニチヨウビは、業種や目的を問わず、多くの企業のSNS運用を支援してきました。
有限会社 美創プランニング
有限会社長谷川興業
Bar Kalon
株式会社One Link
ここでは、実際に成果を上げた4つの事例を紹介します。
有限会社 美創プランニング

ビルメンテナンスや清掃業務を手掛ける有限会社 美創プランニングでは、人材不足の続く清掃業界での若手人材確保のため、TikTokを活用した採用ブランディングを開始しました。
「会社の価値観」「働く人の人柄」「仕事の魅力」が広く伝わるよう、リアルな仕事風景や清掃の魅力、会社の雰囲気が伝わる動画を中心に制作。運用開始直後から反応があり、初月で面接希望の問い合わせがあり、3ヶ月目にはTikTok経由で4名の採用が決定しました。
TikTokで人気のフォーマットを取り入れた動画を投稿することにより、3ヶ月間の総再生数は16万回を突破。採用媒体だけではリーチできなかった層への認知拡大にも成功しています。
有限会社長谷川興業

大阪府豊中市を拠点に、全国のコンクリート打設工事を手掛ける有限会社長谷川興業。建設業界における慢性的な人手不足の中、特に若年層の採用が大きな課題でした。従来の求人手法では若い世代にリーチしづらく、業務の魅力を十分に伝えられていませんでした。
ニチヨウビでは、エンタメ系の企画、仕事のリアルな様子、採用動画をバランスよく配信。職場の雰囲気や働く魅力をわかりやすく伝えることで、視聴者の関心を引きつけました。運用開始からわずか2ヶ月目には、TikTok経由で求人応募があり、実際に採用・勤務につながるという成果を実感。さらに、お客様や同業者からの問い合わせも増加しました。
6ヶ月目には累計480万回再生を突破し、若年層を中心とした認知拡大に成功。現在、累計再生回数は900万回を超え、問い合わせ数も40件以上と順調に成果を上げています。
Bar Kalon/Livin Kalon

大阪・北新地にある会員制バー「Bar Kalon」は、2店舗目となる「Livin Kalon」のオープンを控え、新規顧客の獲得と求人募集を強化する必要がありました。既存の顧客だけでなく、新たな来店客を増やすことが課題でした。
ニチヨウビでは、お店のリアルな雰囲気や、新店舗オープンに向けたストーリー性を持たせたコンテンツを発信。特に「私は未経験で北新地にBarをオープンした34歳独身女」というフレーズを活用し、共感を生む投稿で認知を拡大しました。
冒頭のキャッチコピーを工夫することで視聴者の興味を引き、投稿開始から10本時点で3組以上の来店、30名以上の求人応募を獲得。運用開始からわずか6ヶ月で累計130万回再生を達成し、新規顧客とリピータの獲得に成功しました。現在もSNS経由で毎月5組以上の安定した新規来店が続いており、広告費をかけずに「会いに来てもらえる店」としてのブランディングを確立しています。
株式会社One Link

大阪を拠点にセールスプロモーションおよび人材紹介事業を展開する株式会社One Link。新規事業として立ち上げた人材紹介サービスの認知拡大と求職者の獲得を目的に、TikTok運用を開始しました。事業立ち上げ期のため、認知度が低く、ターゲットにリーチできていない状況でした。
ニチヨウビでは、転職を検討している人へリーチするため、面接時の対策ハウツー動画や、よくある注意点、面接の実演など、ターゲットの悩みを解決しつつ、公式LINEへ誘導する戦略で運用。初月から10万再生を記録し、3ヶ月目には100万回再生の大きなバズを生み、一気に認知度を獲得しました。
半年間の運用で累計220万回再生、プロフィールアクセス数は50,000件以上を達成。公式LINEから10名以上の求職者から問い合わせをいただくことができました。
SNS運用に関するよくある質問(FAQ)

SNS運用を検討する際によく寄せられる質問をまとめました。
業務の一部だけを外注できますか?
インハウス化に役立つ支援ツールはありますか?
インハウスと外注、成果が出るのはどっちですか?
インハウスか外注か迷っている方は、以下の回答を参考にしてください。
業務の一部だけを外注できますか?
はい、多くの運用代行会社で一部業務のみの外注が可能です。
例えば、「戦略立案と分析はプロに任せて、撮影と投稿は自社で行う」といった依頼や、「企画と台本作成だけを依頼する」といった使い方もできます。 自社の弱点を補う形で外注を活用することで、コストを抑えながらクオリティを高めることが可能です。
インハウス化に役立つ支援ツールはありますか?
インハウス運用を効率化するためのツールは数多く存在します。
予約投稿や複数アカウント管理ができる「管理ツール」、競合分析やフォロワーの属性分析ができる「分析ツール」、トレンド調査ができる「ソーシャルリスニングツール」などが代表的です。 有料・無料を含め様々なサービスがあるため、自社の課題(時間が足りない、分析ができない等)に合わせて導入を検討すると良いでしょう。
インハウスと外注、成果が出るのはどっちですか?
短期的な成果に関しては、ノウハウを持つ外注の方が早い傾向にあります。
しかし、長期的な視点でブランド資産を築くという意味では、熱量の高い社員が運用するインハウスが大きな成果を生むこともあります。 重要なのは「どちらを選ぶか」ではなく、「自社のリソースで実行可能な最善策はどちらか」を見極めることです。
まとめ:SNS運用は「外注」と「インハウス」のハイブリッドも検討しよう
SNS運用の体制に「正解」はなく、企業の状況に合わせて柔軟に選択することが重要です。 コストを抑えたいならインハウス、スピードとクオリティを求めるなら外注が適していますが、最も効果的なのは両者の良いとこ取りをする「ハイブリッド型」の運用です。
戦略(コンサル)は外注、実務はインハウス
制作(クリエイティブ)は外注、コミュニケーションはインハウス
このように役割を分担することで、ノウハウを吸収しながら、持続可能な運用体制を構築できます。
もし、「自社に合う運用スタイルがわからない」「まずはプロの話を聞いてみたい」とお考えでしたら、ぜひ株式会社ノックデザインの「ニチヨウビ」にご相談ください。 貴社の課題やリソースに合わせた、最適なSNS戦略をご提案いたします。
お問い合わせはWebサイトから受け付けております。お気軽にご連絡ください。
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SNSを通じて集客や採用を強化したいが、効果的な戦略がわからない
このようなお悩みを、SNS運用の専門家が解決に導きます。
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