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店舗の公式LINE事例|配信のクリック率など数字をすべて公開【2026年】

店舗の公式LINE事例|配信のクリック率など数字をすべて公開【2026年】

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2026年10月23日

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担当メンバー

ノックデザイン編集部

ノックデザイン編集部

Web制作・運用の現場で得た知見をもとに、ホームページ制作に役立つ情報を日々発信しています。制作のプロが最新情報やノウハウをわかりやすく丁寧にお届けします。

監修者

安田 亮介

SNSコンサルタント

1992年、大阪生まれ。2018年からブログやSNSでの情報発信をスタートし、2年間で総フォロワー5万人以上を獲得。その後、企業のSNS運用・集客支援、採用プロジェクトを経験し、株式会社ノックデザインに入社。
SNS事業責任者として、TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSマーケティングを指揮。4年間で累計100アカウント以上の運用に携わり、これまでに制作した動画は10,000本以上。元ライターとしての経験を活かし、コピーライティングやコンテンツ企画を強みに、成果につながるSNS運用を追求しています。

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店舗の公式LINEは、友だちを増やす前に、配信のたびに「店に行く理由」をつくり、開封やタップの数字を見ながらメニューや配信の中身を直していくことが大切です。大阪府摂津市の作業服店「作業服のだいまつ」(株式会社ダイマツ)では、2026年10月9日の配信で、届いた11,867人のうち7,242人(61.0%)が開封し、389人がリンクをタップしました。

この記事はこんな人におすすめです

  • 公式LINEの友だちはいるのに、配信しても来店につながっている気がしない?

  • リッチメニューや配信の中身を、何を基準に決めればいいの?

  • TikTokや店頭の集客と、公式LINEをどうつなげればいいの?

この記事でわかること

  • 作業服のだいまつの公式LINEの数字(友だち・配信・リッチメニュー)

  • 配信とリッチメニューの設計と、最初の配信の結果

  • 小売店の公式LINEでよくある3つの失敗と、その直し方

作業服のだいまつ公式LINEの事例|友だち1.5万人のアカウントの数字

作業服のだいまつは、大阪府摂津市にある作業服の専門店です。店舗とネットストアの両方で販売していて、TikTokのフォロワーは5万人を超えています。公式LINEの友だちも約1.5万人と多く、この公式LINEの運用を2026年9月からノックデザインが支援しています。

2026年10月18日時点の主な数字は次のとおりです(LINE公式アカウントの管理画面より)。

項目

数字

友だち追加数

15,418人

ターゲットリーチ(配信が届く人数)

11,879人

ブロック数

2,741人

10月9日の配信の開封率

61.0%(7,242人/11,867人)

10月9日の配信でリンクをタップした人

389人

リッチメニューのタップ数(9月10日〜10月17日)

1,959回

友だちの数は、もともと多いアカウントでした。公式LINEの活用を提案した2026年7月の時点で、友だちは15,063人。配信は直近8ヶ月で6回、リッチメニューは未設定でした。そこで、友だちを増やすことよりも、すでにいる友だちに定期的に「店に行く理由」を届けることから始めました。運用の目的は、ネットストアと店舗への送客です。

だいまつが公式LINEに力を入れた理由|TikTokで知った人を店とネットストアへ

だいまつは、TikTokで店長の澤田さんが商品を紹介する動画を投稿し、多くの人に見てもらえるようになっていました。TikTokの事例は、TikTokで作業服店の集客成功!再生数300%増を達成した事例で紹介しています。

一方で、TikTokは「知ってもらう」ための場所です。動画を見た人がもう一度思い出して店に来るには、直接メッセージを届けられる場所が必要になります。そこで、すでに友だちが多かった公式LINEを、既存のお客さまにイベントやキャンペーンを届ける場所として作り直しました。

社長からの要望は、既存のお客さま向けに、月2回はイベントやキャンペーンを届けることでした。「あの店のイベントは面白い」と言われる店にするための受け皿が、公式LINEです。

公式LINEの設計|売上を「友だち数×来店率×客単価」に分けて考える

公式LINEの売上は、「友だち数×来店率(購入率)×客単価」に分けて考えると、何を直せばいいかが見えます。だいまつのように友だちが多いアカウントでは、友だちを増やすより先に、来店率を上げる配信とメニューを整えることを優先しました。

公式LINEの売上は友だち数×来店率(購入率)×客単価に分けて考える。友だちが約1.5万人と多いだいまつは、来店率を上げる配信とメニューを優先した。

図:公式LINEの売上の分け方

そのため、配信するのは「来てもらう理由」があるときだけにしました。新商品の紹介だけ、あいさつだけの配信はしません。

リッチメニューは4分割|押してほしいネットストアを上段に大きく

トーク画面の下に出るリッチメニューは、4つのボタンで作りました。上段に大きく「ネットストア」、下段に「今月の店長おすすめ」「カスタムヘルメット」「法人のお客様」を並べています。

9月10日〜10月17日のタップ数は、ネットストア1,343回、今月の店長おすすめ295回、カスタムヘルメット162回、法人のお客様159回でした。全体の約7割が、最も大きく置いたネットストアに集まっています。リッチメニューは、押してほしいボタンを大きく、目に入りやすい場所に置くのが基本です。

作業服のだいまつのリッチメニュー。上段に大きくネットストア、下段に今月の店長おすすめ・カスタムヘルメット・法人のお客様。2026年9月10日〜10月17日のタップ数はネットストア1,343回、今月の店長おすすめ295回、カスタムヘルメット162回、法人のお客様159回。

図:リッチメニューのタップ数。約7割が、いちばん大きく置いたネットストアに集まった

すべてのメッセージを澤田店長の一人称で送る

あいさつメッセージ、自動応答、配信のすべてを、店長の澤田さんが送っている一人称でそろえました。たとえば配信は「店長の澤田です」「だいまつで『ハーネス応援週間』やります」から始め、終わりには「お会計のときに『LINE見た』って言うてください」と、店頭での話し方そのままで呼びかけています。

TikTokで進めている「澤田店長をだいまつの顔に」という方針と、LINEをつなげるためです。お店からの宣伝より、TikTokで見ている店長から届くメッセージのほうが読んでもらいやすいと考えました。

押されるたびに通知が来る問題|10月13日にメニューを「リンク型」へ

運用を始めて1ヶ月ほどたったころ、だいまつから、メニューが押されるたびにお店に通知が届き、返信が必要なメッセージを探しにくい、という相談がありました。

10月7日からは、「今月の店長おすすめ」を押すと、今月のBEST3の商品をカード型のメッセージで返す仕組みにしていました。しかし、ボタンを押すとトークにメッセージが送られる仕組みだと、そのたびにお店側に通知が届きます。法人のお客様からの問い合わせも、LINEのトークで受けていました。

そこで10月13日に、残っていた2つのボタンもリンクに切り替えました。「今月の店長おすすめ」はその月のBEST3動画へのリンク、「法人のお客様」はネットストアのお問い合わせフォームへのリンクです。お店の人手が限られている場合、メニューは「お店が対応しなくても完結する作り」にしておくのがおすすめです。

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配信の設計|月2回のイベントと店頭で受け取る特典

10月は、月2回のイベントに合わせて配信を組んでいます。この記事では、1回目の配信の結果を紹介します。配信は、テキストに、告知と特典の2枚の画像を添えて送る形です。

1回目 ハーネス応援週間(10月11日〜17日)|反射帯プレゼント

1回目は、期間中に店頭でハーネスを買った人に、フルハーネス用の反射帯を1枚プレゼントするイベントです(ネットストアでの注文は対象外)。反射帯は4色から好きな色を選べるようにしました。

配信は10月9日(金)17時です。開封した7,242人のうち、約6割の4,445人が配信から1時間以内に開いていました。告知の画像はTikTokの紹介動画へ、特典の画像はネットストアのハーネスのページへつないでいます。特典の画像は8,250回見られ、ネットストアのハーネスのページへのタップは306回でした。

特典は割引より「店頭でもらえる現物」

特典は、値引きではなく、店頭でしか受け取れない現物にしました。反射帯のように、仕事で使えるものや持っていてうれしいものです。

割引は、ネットでも同じ条件で買えるなら店に来る理由になりません。店頭限定の現物にすると、「行けばもらえる」という来店の理由になります。

効果の測り方|開封・タップと店頭の「LINE見た」

公式LINEの効果は、管理画面の数字と店頭の数字を組み合わせて見ます。だいまつでは、次の4つを決めて測っています。

  1. 配信ごとに、開封・タップ・ブロックを確認する

  2. 配信の7日後に、開封した人・タップした人をオーディエンス(配信先のグループ)として保存し、次の配信の絞り込みに使う

  3. お会計のときに「LINE見た」と言ってくれた人を、レジ横で正の字で数える

  4. オーディエンスを作るときに、その時点のブロック数とターゲットリーチを記録しておく

これまでの配信と比べると、次のとおりです。

配信日

内容

開封率

タップした人の割合

配信日と翌日のブロック増

2026年9月2日

ヘルメットのキャンペーン(だいまつで企画)

60.1%

2.9%

24人

2026年9月17日

ヘルメットのキャンペーン(だいまつで企画)

63.9%

3.5%

24人

2026年10月9日

ハーネス応援週間(ノックデザインで設計)

61.0%

3.3%

14人

開封率はこれまでと同じ60%台で、タップした人の割合も大きくは変わっていません。配信の作り方を変えた効果は、まだ数字では見えていない段階です。ブロックの増え方は9月の2回より少なめでしたが、理由はまだ分かりません。2月と7月の配信では開封率が67〜68%だったこともあり、時期や内容による違いを、回数を重ねて確かめていきます。

配信日は、リッチメニューもよく見られます。普段は1日30〜60回ほどの表示が、10月9日は6,592回になり、ネットストアのボタンは432回タップされました。配信は、メッセージそのものだけでなく、メニューを開いてもらうきっかけにもなります。

友だちはどこから増えているか|追加経路の内訳

9月1日〜10月17日に友だちになったのは198人です。経路は、LINEミニアプリ(LINEの中で使える会員証や予約などのサービス)が123人、友だち追加のURL・QRコード・ボタンが63人、トークルーム内のボタンが4人、検索が4人で、残りの4人はそれ以外の経路でした。

作業服のだいまつの友だち追加の経路(2026年9月1日〜10月17日に友だちになった198人)。LINEミニアプリ123人、友だち追加のURL・QRコード・ボタン63人、トークルーム内のボタン4人、検索4人、その他4人。

図:友だち追加の経路(LINE公式アカウントの管理画面より)

TikTokや店頭で案内するときは、ID検索よりも、プロフィールのリンクやQRコードのほうが迷わず友だち追加できます。友だち追加の経路は管理画面で確認できるので、案内を変えたら経路の数字も見ておきましょう。

小売店の公式LINEでよくある3つの失敗

  1. 行動の理由がない配信を送る:新商品の紹介やあいさつだけの配信は、開封されても来店につながりにくく、ブロックの原因になります。

  2. 友だちを増やすことだけを目標にする:友だちの数は、売上を決める3つの数字(友だち数・来店率・客単価)の1つにすぎません。友だちが多いアカウントほど、来店率を上げる配信とメニューを先に整えましょう。

  3. 押すたびにお店に通知が来るメニューにする:人手の少ない店では、本当に返信が必要な問い合わせが埋もれます。メニューはリンク型にすると、お店の対応なしで完結します。

効果がまだ数字に出なくても、店舗が公式LINEを続けた方がいい理由

だいまつの配信は、作り方を変えた効果がまだ数字に出ていません。それでも、店舗の公式LINEは続ける価値があると考えています。LINEはほとんどの人が使っている連絡手段で、直接メッセージを届けられる友だちのリストは、お店の資産になるからです。

家族や友人と同じ場所に届く|LINEの利用率は92.9%

LINEは全年代の92.9%、20代では97.7%が利用しています(総務省の調査、2026年6月公表)。家族や友人とのやりとりに使うアプリに、お店からのお知らせも並びます。上で紹介したとおり、だいまつの10月9日の配信でも、開封した人の約6割が配信から1時間以内に開いていました。

友だちのリストはお店の資産|検索やAIが変わっても直接届く

これからは、検索の代わりにAIに聞き、その答えを読むだけで調べものを終える人が多くなると考えています。お店のサイトまで見に来てもらう機会は、今より減っていくかもしれません。そうなっても、友だちになってくれた人には、お店から直接メッセージを届けられます。だいまつには、配信が8ヶ月で6回と少なかった7月の時点でも、15,063人の友だちがいました。友だちを増やす前に「店に行く理由」を届けるところから始められたのは、この友だちという資産があったからです。

開封やタップの数字は、回数を重ねながら少しずつ変わっていきます。TikTokで知ってもらった人を、LINEの友だちとしてお店とつないでおけば、イベントのたびに声をかけられます。数字がすぐに動かなくても、直接届けられる相手がいることが、これからの店舗の強みになると考えています。

【結論】店舗の公式LINE運用はどこに頼むべきか

  • 配信の文面と画像を自分たちで作れて、月に何回送るか決まっている:自社運用で十分です。配信の分析画面で、開封・タップ・ブロックを毎回見ましょう。

  • アカウントの初期設定やリッチメニューだけ整えたい:公式LINEの構築に対応している制作会社に、作成だけを頼む方法があります。

  • TikTokで知ってもらい、公式LINEで来店につなげる流れをまとめて作りたい:株式会社ノックデザインの「ニチヨウビ」が向いています。だいまつのように、TikTokの動画とLINEの配信を同じイベントで組み立て、数字を見ながら直していきます。TikTok運用代行は月28万円〜(税別、契約は原則6ヶ月から。初期費用・撮影費などは別途)です。公式LINEの作成(アカウント作成・あいさつメッセージ・リッチメニュー作成)はオプションで、配信の企画や分析を含む運用は内容に合わせてお見積もりします。

店舗の公式LINEに関するよくある質問

公式LINEは月に何回配信すればいいですか?

決まった回数より、毎回「来てもらう理由」がある配信だけを送るのがおすすめです。だいまつでは、イベントに合わせて月2回にしています。もう1つ大事なのが通数です。LINE公式アカウントは、料金プランごとに、月額料金で送れるメッセージの数が決まっています。だいまつのプランは月3万通までで、約1.2万人に2回送ると約2.4万通になります。友だちが多い店ほど、回数は通数から逆算して決めましょう。

友だちが少なくても、公式LINEは始めるべきですか?

始めてよいと思います。友だちが少ないうちは、一斉配信よりも、あいさつメッセージとリッチメニューを整えることを優先してください。友だちになった直後のあいさつは、追加したその場で届くため、見てもらいやすいメッセージです。そこでネットストアや店の情報、開催中のイベントを伝えられれば、友だちが少なくても来店のきっかけになります。友だち追加の案内は、レジ横やTikTokのプロフィールなど、お客さまの目に入る場所に置いておきましょう。

TikTokから公式LINEには、どう誘導すればいいですか?

TikTokのプロフィールのリンクから友だち追加できるようにし、動画の中では「LINEで特典を案内しています」と行動の理由を伝えるのが基本です。友だちを増やすことだけを目的にした誘導は長続きしません。だいまつでは、TikTokで商品を紹介し、LINEでイベントの日程と特典を届けています。このように2つの役割を分けておくと、それぞれの数字も見やすくなります。アパレルでの連携例は【アパレル公式LINE事例】TikTok連携で月商500万!リピートを生む囲い込み戦略で紹介しています。

まとめ

  • 店舗の公式LINEは、友だちを増やす前に、配信のたびに「店に行く理由」をつくることが大切です。だいまつでは月2回のイベントと、店頭で受け取る特典を組み合わせています。

  • だいまつが10月9日に送った配信は、届いた人の61.0%(7,242人)が開封し、特典の画像は8,250回見られました。

  • 人手が限られる店では、リッチメニューはリンク型にし、お店の対応なしで完結する作りにしておくと続けやすくなります。

TikTokと公式LINEを組み合わせて、来店や購入につなげたい店舗の方は、ノックデザインの「ニチヨウビ」にご相談ください。

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