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TikTok運用40ヶ月の全記録|売上500万円を安定させた実例

TikTok運用40ヶ月の全記録|売上500万円を安定させた実例

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2026年6月27日

TikTok運用40ヶ月の全記録|売上500万円を安定させた実例のブログサムネイル

担当メンバー

ノックデザイン編集部

ノックデザイン編集部

Web制作・運用の現場で得た知見をもとに、ホームページ制作に役立つ情報を日々発信しています。制作のプロが最新情報やノウハウをわかりやすく丁寧にお届けします。

監修者

安田 亮介

SNSコンサルタント

1992年、大阪生まれ。2018年からブログやSNSでの情報発信をスタートし、2年間で総フォロワー5万人以上を獲得。その後、企業のSNS運用・集客支援、採用プロジェクトを経験し、株式会社ノックデザインに入社。
SNS事業責任者として、TikTokやYouTube、InstagramなどのSNSマーケティングを指揮。4年間で累計100アカウント以上の運用に携わり、これまでに制作した動画は10,000本以上。元ライターとしての経験を活かし、コピーライティングやコンテンツ企画を強みに、成果につながるSNS運用を追求しています。

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約2年前、このブログで紹介した株式会社BrianzaさんのTikTokアカウントが、運用開始から40ヶ月目を迎えました。

TikTok運用代行の業界では、短い期間で一気に伸びた「バズ事例」はよく語られます。でも、数年単位で運用し続けたアカウントが実際どうなるのか。そのリアルは、あまり語られません。続けることに意味はあるのか。続けた先に何があるのか。今回はそこを正直に振り返ります。

「続けたほうがいいと言われるけれど、本当に意味があるのか」「半年やって伸びないから、もうやめようか」。運用を続けるなかで、多くの会社がこの迷いに直面します。短い期間で結果が出ないと、続ける判断は難しいものです。だからこそ、40ヶ月という長い期間、実際に運用し続けたアカウントが「どう変わったのか」を知ることには、大きな意味があります。

この記事では、1年目から4年目まで、Brianzaのアカウントがどう育ってきたかを年ごとに振り返ります。バズで終わらせず、ライブ配信や公式LINEを通じて売上につなげていった流れを、具体的な数字とあわせてお話しします。

この記事で分かること

  • 1年目から4年目まで、TikTok運用で何が起きたか

  • バズ→ライブ配信→公式LINE→売上、という伸ばし方

  • フォロワー1万人・月売上500万円に至るまでの段階

  • 長く続けたからこそ見えた、4つの学び

株式会社ノックデザインでは、TikTok運用代行サービスを提供しております。SNSを活用した集客・採用に興味がある方は、以下よりサービス詳細をご覧ください。
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株式会社Brianzaとアカウントの概要

株式会社Brianzaは、柏田浩志社長が2001年に立ち上げた会社です。mutaMARINE、PELLE MORBIDA、aniaryといったブランドを、全国にフランチャイズ展開しています。

TikTokアカウントの特徴は、柏田社長自身が出演し、本物の接客・トークで商品を紹介するスタイルにあります。目的は売上アップ。具体的には、来店・EC・公式LINEへの送客です。社長がアカウントの顔という形で、ぶれない雰囲気を発信し続けてきました。この「一貫性」が、のちの長期運用で大きな意味を持つことになります。

社長が出るスタイルには、メリットと難しさの両方があります。メリットは、人柄や言葉に説得力が出て、他のアカウントと差がつくこと。難しさは、続けるための負担です。撮影に毎回時間を取られると、本業が忙しい社長ほど続きません。そこでBrianzaでは、まとめ撮りや台本の型を用意して、社長の負担をできるだけ軽くする工夫をしてきました。「無理なく続けられる形」を最初に作っておくことが、長く運用するうえでの前提になります。

40ヶ月の軌跡:1年目から4年目までの歩み

数年の運用を、ここでは1年ごとに振り返ります。最初にお伝えしておきたいのは、この40ヶ月は決して右肩上がり一辺倒ではなかった、ということです。年ごとにやることが変わり、できることが少しずつ積み上がっていきました。

1年目:とにかく動画をバズらせることに集中する

1年目のテーマは、はっきりしていました。とにかく動画をバズらせて、まず知ってもらうことです。

続けていくうちに冒頭のつかみが強くなり、再生が伸びる土台ができていきました。この土台は、一日でできたものではありません。最初の数ヶ月は手探りで、どんな第一声がつかめるのか、どんな商品紹介が見られるのかを、投稿と分析を繰り返しながら見つけていきました。社長のキャラクターが「アカウントの顔」として定着するまでには、それなりの試行錯誤がありました。

なぜ1年目は売上ではなく、バズと認知に集中したのか。理由はシンプルで、知ってくれる人がいなければ、その先の売上にもつながらないからです。いきなり「買ってください」と発信しても、まだ誰も柏田社長のことを知らない段階では響きません。だからまずは、見てもらえる・覚えてもらえる動画を積み重ねることに力を注ぎました。

成果は、まず数字以外のところにも表れ始めました。柏田社長が街で声をかけられるようになり、わざわざ柏田社長に会いに来る視聴者まで現れたのです。「知ってもらう」という1年目の目標が、はっきり形になった瞬間でした。フォロワー数だけでは見えない、こうした「人が動く」変化こそ、土台ができてきたサインです。ちなみに、台本づくりの考え方は、TikTok台本の作り方マニュアルにまとめています。

2年目:ライブ配信と公式LINEで「売上」をつくり始める

2年目は、知ってもらう段階から、売上につなげる段階へ進みました。新しく始めたのが、ライブ配信と公式LINEです。

動画で知ってくれた人に、ライブ配信でリアルタイムに商品を紹介し、公式LINEでつながり続ける。この2つを組み合わせたことで、売上がはっきり動き出しました。ライブ配信では、3日間で100万円の売上を記録。年間の売上も、前年比180%まで伸びました。

ライブ配信が効いたのは、画面のなかで一方的に商品を見せるのではなく、視聴者とその場でやり取りしながら紹介できるからです。コメントで質問に答え、リアルタイムで商品の魅力を伝える。動画よりも一歩踏み込んだ「接客」ができるので、購入につながりやすくなります。公式LINEは、その関係を一過性で終わらせず、こちらから直接お知らせを届けられる場として機能しました。

ポイントは、1年目で作った「知ってもらう土台」があったからこそ、ライブ配信や公式LINEが効いたということです。知ってくれた人がいなければ、ライブを開いても人は集まりません。バズで関心を集め、その人たちをライブとLINEへ案内する。この順番が大事でした。

3年目:仕組みが成熟し、売上が安定する

3年目は、ライブ配信と公式LINEの運用が成熟し、売上が安定して立つようになりました。

数字で見ると、フォロワーは1万人に到達。公式LINEの登録は1,500人を超え、ライブ配信には常時30〜50人の視聴者がいる状態になりました。売上は月500万円の規模で、安定して立つようになっています。

一発のバズに頼るのではなく、「動画で知ってもらう→ライブ配信・公式LINEでつながる→買ってもらう」という流れが、毎月きちんと回るようになった。これが3年目の到達点です。仕組みができると、月ごとの波があっても、売上が大きく崩れなくなります。

フォロワーを集めただけでは売上になりませんが、ライブ配信と公式LINEという受け皿があると、増えたフォロワーがそのまま売上に変わっていきます。数(フォロワー)と仕組み(ライブ・LINE)が噛み合って、はじめて安定した売上になる。3年目は、その状態にたどり着いた年でした。

4年目:さらに上を目指す(今)

そして4年目の今。売上はまだ上昇傾向にあり、さらに上を目指している段階です。

ここまで来ると、土台は十分にできています。冒頭2秒のつかみは安定して強く、ファンとの関係も深まり、少ない再生数でもターゲットに動画が届く状態。今後はより多くの人、新規視聴者に見てもらうことや、ライブ配信・公式LINEからの売上をもう一段伸ばすこと。40ヶ月続けてきたからこそ挑める、新しい段階に入っています。

振り返ると、1年目に種をまき、2年目に芽が出て、3年目に安定して実をつけ、4年目でさらに大きく育てている、という流れです。もし1年目で「思ったより売上につながらない」と諦めていたら、いまの状態にはたどり着けませんでした。続けたからこそ、年々できることが増え、成果も積み上がっていく。これが長期運用の本当の価値です。

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長く続けたからこそ見えた、4つの学び

ここからが、この記事の中心です。数年運用して初めて分かった、次に活かせる学びを4つに整理します。

①「顔」が定まると、それ自体が資産になる

柏田社長というキャラクターが定着したことで、「だれが・何を発信するアカウントか」が見ている人にしっかり伝わるようになりました。

その結果、冒頭2秒のつかみが安定して強くなり、街で声をかけられたり、会いに来る人が現れたりするほどになりました。一見すると人に頼った運用に見えるかもしれません。でも、顔や雰囲気が定まっていることこそが、長く効いてくる資産です。商品やキャンペーンはまねできても、「この人だから見たい」という関係は、時間をかけないと作れません。長く続けることでしか手に入らない強みが、ここにあります。業種ごとの企画の立て方は、業種別6社のTikTok企画設計事例で紹介しています。

②バズで終わらせず、ライブ配信・公式LINEで売上につなげる

再生やフォロワーが増えても、それだけでは売上になりません。Brianzaが売上を伸ばせたのは、バズで集めた関心を、ライブ配信と公式LINEという「売上につながる場所」へつないだからです。

動画はあくまでも知ってもらう入り口、ライブと公式LINEは買ってもらう出口。この2つをセットで設計することが、成果の分かれ目になります。1年目に動画でファンを集め、2年目からライブとLINEで売上に変えていった流れは、そのままほかの会社にも応用できる考え方です。

多くのアカウントは、動画を伸ばすところで止まってしまいます。再生は増えたのに売上につながらない、という悩みの多くは、この「出口」が用意されていないことが原因です。動画を頑張るのと同じくらい、買ってもらう場所をどう作るかを考える。これが、長く運用して売上を出すうえでの肝になります。

③冒頭2秒は強くても、次の壁は「最後まで見てもらえるか」

このアカウントでは、冒頭2秒の継続率は目標の65%を常に超えています。毎日楽しみに動画見てくれる視聴者が増えた分、掴みやすくなっていると言えるでしょう。一方で、最後まで見てもらえる割合(視聴維持率の目標30%、フル視聴率の目標10%)は動画によっては届いておらず、中盤以降の離脱が課題です。

ここから分かるのは、「入口の強さ」と「最後まで見せる力」は別物だということです。冒頭でつかめても、続きを見せ切れなければ視聴は途中で切れます。立ち上げ期は「とにかく冒頭でつかむ」ことが課題でしたが、いまは課題が中盤へ移っています。結論を先に言う、テンポよく場面を切り替える、途中に区切りを入れるなど、「次が気になる」状態を切らさない作りが、次のテーマです。

ノックデザインでは、すべての数値をスプレッドシートに記録することで、課題を洗い出しています。

再生数が良いから、売上が良いからといって改善を怠らないように努めています。

④成果は「年単位」で段階的に伸びる

1年目はバズ、2年目は売上の立ち上げ、3年目は安定、4年目はさらに上へ。年ごとにテーマが変わり、できることが積み上がっていきました。

月ごとに見れば、前月より落ちる月もあります。でも、年単位で見れば着実に前進しています。短期の増減に一喜一憂せず、「型」を分析して再現する。この長い目線が、続けるうえで欠かせません。実際に伸びた動画を分析した例は、再生が伸びたTikTok動画の分析事例で紹介しています。

よくある質問

Q. TikTokは何ヶ月くらいで成果が出ますか?

少なくとも6ヶ月はかかる見込みです。また、成果といっても、段階があります。本事例では、1年目で「知ってもらう」、2年目で「売上が立ち始める」、3年目で「売上が安定する」というように、年ごとに成果の中身が変わっていきました。数ヶ月で結果が出なくても、失敗ではありません。最初の1年は土台づくりと考え、中長期で取り組むのがおすすめです。

Q. 社長・代表が出演した方がいいですか?

必須ではありませんが、本事例のように「アカウントの顔」が定まると、冒頭のつかみが安定し、それ自体が資産になります。出られる場合は大きな強みです。難しい場合も、社員やスタッフを起用するなど代わりの方法はあります。社長が忙しくて毎回は出られないという場合も、まとめ撮りで数ヶ月分をいちどに撮るなど、負担を抑えるやり方があります。「出られないから無理」と諦める前に、続けられる形を一緒に考えます。

Q. フォロワーが1万人いれば売上は上がりますか?

フォロワー数だけでは、売上は上がりません。本事例でも、売上が伸びたのはライブ配信と公式LINEという「買ってもらう導線」を作ってからです。フォロワーは、その導線に乗せる人を集めるための土台。数を集めるだけでなく、ライブやLINEへどうつなぐかまで設計して、はじめて売上になります。

Q. ライブ配信や公式LINEはいつ始めればいいですか?

最初から始めればよりブーストがかかったり、取りこぼしをなくすことができますが、慣れないうちは、ある程度「知ってもらう土台」ができてからでも構いません。Brianzaも、1年目で動画を伸ばし、2年目にライブ配信と公式LINEを始めました。フォロワーや認知がまだ少ないうちにライブを開いても、人は集まりにくいものです。まず動画で関心を集め、その人たちをライブ・LINEへ案内する。この順番が効果的です。ノックデザインでは、始めるタイミングも含めてご提案します。

まとめ:TikTokは「年単位で育てて売上につなげる」もの

最後に、この記事のポイントを整理します。

  • 長期運用は右肩上がりではなく、年ごとに段階が進む。

  • 1年目はバズで知ってもらい、2年目以降はライブ配信・公式LINEで売上につなげる。

  • 「アカウントの顔」が定まると、それ自体が長く効く資産になる。

  • フォロワー1万人はゴールではなく、売上につなげる導線とセットで意味を持つ。

  • 売上500万円の安定は、40ヶ月の積み重ねの上にある。

40ヶ月の運用が教えてくれたのは、TikTokは「一発当てる」ものではなく、「年単位で育てて、売上につなげていく」ものだということです。続けた先には、続けた人にしか見えない景色があります。

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