「バズるより、伝わるを」ノックデザイン安田亮介が語るSNS運用の今とこれから
広報ブログ
2025年12月1日

ノックデザインのSNS運用代行は、企業の集客や採用を支援するサービスです。今回は、その立ち上げから企画・運用をリードしてきた事業部長の安田に、TikTokやYouTubeを活用したSNS支援の考え方や、実際の支援事例、そして今後の展望について聞きました。
はじめに
ノックデザインのSNS運用代行の概要を教えてください。
安田:2021年にノックデザインでSNS事業を立ち上げることになったとき、長門さんに声をかけてもらってスタートしましたね。
そこから数年走ってきて、2025年は事業の方向性を見直して、「ニチヨウビ」という名前で新たにリブランディングしました。
「ニチヨウビ」っていう名前には、「自由で柔軟な発想」という意味を込めてて、今後のSNSは、発信者がどんどん増えて、コンテンツのクオリティもどんどん上がっていくし、AIの進化も加味すると、最終的に差がつくのは“企画力”だなと。
長門:「企画力が差をつけるってまさにその通りですね。今は伝える内容も大事ですが、どう届けるが勝負を分ける時代やなと感じてます」
安田:だから「ニチヨウビのような発想で話題を作れたら」っていう思いがあります。
固定概念にとらわれず、人の感情を動かすようなSNSの支援をしていけたらというイメージです。
支援している媒体は、TikTokとYouTubeなどの動画がメインで、動画ってどうしても制作に手間もスキルもかかるので結構ハードルが高いし、そこで困っている人はかなりいると思っています。運用的な観点でもちゃんとノウハウがないと、ただ動画を出すだけみたいになっちゃうので、その辺りをしっかりとサポートできたら嬉しいですね。
TikTok運用代行について
TikTokは企業にとってどんな意味を持つ媒体だと考えていますか?
安田:TikTokは極端にいうと、「SNS」というより「インフラ」に近い存在になると思っています。特に10代から20代の若い世代にとっては、検索も情報収集も、TikTokの中で完結するケースが増えてて、TikTokで欲しい商品を見つけたり探したりっていうのが自然に行われてます。
TikTokが人気になってきてからは、インスタにもYouTubeにもショート動画の機能がついて、今はもう全SNSでショート動画を発信できるようになったので、TikTokの動画を1本作れば全媒体で発信ができるっていうのも強いですね。
あと、Googleの検索結果に「ショート動画」のタブができたり、2025年6月からは「TikTok SHOP」っていうコマースの機能が拡充されたり、どんどん追い風も吹いているので、今後はさらに楽しみです。
いまだに「若い子向けのアプリ」って思われる方がいると思うんですけど、うちの事例では40代〜50代に刺さってるアカウントがありますし、実際平均年齢は36歳っていうふうにデータでも出てるので、集客においても採用においても企業にとって必要な媒体になっていくと思います。
長門:40代〜50代に刺さってるっていう話をすると、よく驚かれますね。若年層向けの印象が強いTikTokだからこそ、そこは逆に差別化のヒントになると思ってます。
どんな業種・企業から相談がありますか?
安田:業種は、介護・建設・飲食・営業、アパレル、美容室、クリニックなど、幅広く支援させていただいてます。
企業の課題としては、「もっとお客さんを集めたい」とか「求人募集を強化したい」といったものがほとんどなので、その課題を解決するという意味では、業種関係なく対応できるかなというイメージです。
なので、「この業種じゃないと向いてない」とかは全然なくて、何のために発信するのか、誰に何を届けたいのかがはっきりしていれば、どんな業種でも対応できます。最近多いのは、すでにアカウントを立ち上げて発信してみたものの、「伸びない」「リソースが足りない」「成果につながらない」っていうご相談ですね。
少し前までは、「TikTokは初めてです」というお客様が多かったんですが、最近はTikTokの可能性が知られるようになってきて、多くの企業がチャレンジしている感覚があります。ただ、やってみたけど戦略や進め方の部分でつまずく企業も多いので、そういった会社の力になれたらいいなと思っています。
TikTok運用で大切にしているポイントを教えてください。
安田:大切にしているのは、初期設計です。明確なペルソナを決めて、その人に刺さる動画はどんなものか、しっかり戦略を立てないと、「バズったけど成果につながらない」みたいなことが本当にザラにあります。
あとは、TikTokという媒体に好かれることも重要で、ただ商品や会社の紹介をしているだけだと、やっぱり見てもらえないんですよね。
だから、エンタメ性のある動画だったり、誰かの役に立つコンテンツを出すことが大事で、
“見る価値のある動画”を作ることが大切です。じゃないと見てもらえないです。
そのうえで、「この会社いいな」「この人おもしろいな」と思えるように戦略を組んで、興味を持ってからやっと訴求に繋げられる。
そのあたりを意識してコンテンツを作っています。

YouTube運用代行について
YouTube運用はTikTokと比べてどんな特徴がありますか?
安田:YouTubeは、SNSの中でも1番訴求力が高いと思っています。
10〜15分の動画を最後まで見てもらうって、想像以上にインパクトがあって、そこに出ている人や話している内容に対して、興味や理解を深めてもらいやすいなと。
実際、他のSNSと比べてもやっぱり、商品やサービスの購入、求人の応募など、意思決定につながりやすいと感じています。
だからこそ、YouTubeは「信頼を積み上げるための媒体」として、採用でもブランディングでも営業でも、幅広く使えるっていう感覚ですね。
長門:10分以上の動画を見てもらえるって、ある意味商談に同席してるような価値がありますよね!
YouTubeを活用する上での設計や撮影サポートは?
安田:YouTubeをやるにあたっては、企画の設計から撮影・編集・サムネイル制作まで、トータルでサポートしています。サービスの内容としてはTikTokとほとんど同じで、「誰に何を届けるか」を最初にしっかり決めるのが大事っていうのも共通です。
ただ、YouTubeはTikTokよりも長尺の分、構成が弱いと途中で離脱されやすい。だからこそ、伝える順番や見せ方にはかなりこだわって設計しています。
あと大事なのが、演者の魅力や熱量をどう引き出すかという部分。企業の雰囲気や社員さんの人柄って、カメラ越しではなかなか伝わりづらいんですよね。
だから撮影現場では、空気づくりや話しやすい雰囲気づくりも意識していて、演者さんの熱量がそのまま動画の出来に直結することも多いので、視聴者にちゃんと価値が届けられる動画になるようサポートしています。
支援のスタイル・伴走体制
「ネタがない」「続けられるか不安」という企業も多いですが、どう支援していますか?
安田:ネタ出しに関しては、基本的に全部こちらでやります。お客様には、「情報さえたくさんいただけたらOK」というイメージですね。
「どういう見え方にしたいのか」「何を伝えたいのか」などは、毎月の定例ミーティングや撮影時にヒアリングしますし、日々のチャットでも温度感を見ながら企画を立てています。
あと、運用のフェーズによって出すべき動画の内容も変わってくるので、そのあたりも含めて、継続的に戦略をアップデートしながらご提案しています。
「続けられるか不安」という企業様もいらっしゃいますが、全工程においてこちらでサポートしますし、スケジュールもチーム全体で常に共有しながら進めていくので、安心して任せてもらえたらと思います。
撮影やミーティングの時間、動画の確認、話す内容の検討などで、月に数時間~十数時間ほどはご協力いただくことになりますが、運用の進行については基本的にお任せいただければ大丈夫です。
実際の成果・反響
支援してきた企業の中で、印象に残っている成功事例はありますか?
安田:印象的な事例はたくさんありますが、有限会社長谷川興業さんと株式会社Brianzaさんですね。どちらも2年以上前から継続して支援させていただいています。
長谷川興業さんは、大阪を拠点に全国でコンクリート打設工事を手がける建設会社さんで、
業界のイメージ払拭と若年層の採用促進を目的にTikTokの運用をスタートしました。
現在はTikTokだけでなく、YouTubeやInstagramもあわせて支援していて、累計再生回数は1,000万回以上。問い合わせも40件以上いただいてて、集客・採用の両面で成果を実感してもらっています。
Brianzaさんは、muta MARINEなどのアパレルブランドをフランチャイズで全国展開している企業で、コロナ禍で来店が減少し、売上が落ち込む中で、TikTokを活用した売上強化に取り組まれました。
代表ご本人が接客動画に出演し、リアルな販売の空気感をそのまま動画に落とし込むスタイルを確立して、TikTokの動画を見て、ライブ配信を見て、そこから公式LINEに登録してもらうっていう導線設計もうちでサポートさせていただきました。
結果的に、毎月500万円以上の売上をTikTok経由でつくれるまでに成長しましたね。
この2社に共通しているのは、“熱量”がちゃんと動画に乗っていたことと、「見せ方」と「届け方」を戦略的に設計できたことだと思っています。どちらの企業も、本当に真摯にSNSに向き合ってくれたからこそ、戦略の土台もしっかり整えられたし、それが結果につながったのかなと感じています。
長門:どちらの企業さんも、画面越しでも人の熱が伝わってくる動画ばかりですよね。やっぱり、ただ投稿するだけじゃなくて、目的を持って戦略を組んで発信すると、ちゃんと成果に繋がるんだなと感じますね。
今後の展望
これからのSNS運用支援で、特に強化していきたい領域や新しく挑戦していきたいことはありますか?
安田:先ほどお話した事例でもそうですが、「TikTokから公式LINE」みたいに、1つの媒体だけじゃなく、トータルで支援させてもらった方が戦略を立体的に考えられるんですよね。
なので、複数のSNSを掛け合わせた支援というところは、これからもっと強化していきたいと考えています。
あと、TikTokで言うと、2025年6月から「TikTok SHOP」が展開されるので、そういったコマース領域への支援にも注力していきたいです。
単なる「SNS運用のサポート」ではなく、「SNSを使って利益に貢献する」という位置付けで、お客様にとって本質的に意味のある支援ができたら嬉しいなと思ってます。
最後に
これからSNSを活用していきたいと考える企業へメッセージをお願いします。
安田:SNSって、始める前は「ほんまに効果ある?」とか「何からやればいいのかわからない」って思うことが多いと思うんですけど、実際は、やってみないと分からないことのほうが圧倒的に多いんですよね。
だからまずは、「とりあえず試してみる」っていう姿勢がすごく大事やと思ってます。SNS自体は無料で始められるので、一度挑戦してみて、どうしても難しかったら、僕らのような業者に相談してもらえたら大丈夫です。
あと、SNSは続けるからこそ“伝わる”ものやと思っていて、長く発信を重ねることで、少しずつ信頼が貯まっていくんですよね。最初はなかなか芽が出ないかもしれないですけど、今うまくいっているアカウントも、みんな同じような道を通ってきて結果につながったものばかりです。
だからこそ、僕らは「継続的に伴走して支援していく」っていうスタイルを大事にしていますし、分析や改善、不安なことも含めて一緒に考えながら、一歩ずつ前に進めるようなパートナーでありたいと思っています。
長門:続けた先に信頼が生まれるっていうのは、僕らがずっと大切にしてきた考え方でもあるので、改めて続けることの大事さを実感しました。インタビュー、ありがとうございました!
実績一覧
有限会社長谷川興業様

株式会社Brianza様

株式会社Plus様

株式会社OneLink様

これまでご支援させていただいた企業様の声をまとめています。
「どんな業種で、どんな成果が出たのか」など、実際の運用の参考になる内容ばかりなので、よければぜひご覧ください。
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担当メンバー
長門 弥
代表取締役
2018年にWEB制作とSNS運用で起業し、2021年に株式会社NOCK DESIGNを設立。「お金で買えない価値」をビジョンに、顧客起点のマーケティングとデザイン事業を展開。経営戦略・事業戦略・ファイナンスを管掌し、クリエイティブカンパニーとして日本のビジネスの新たな価値創造に挑戦しています。企業の成長を支えながら、新たな価値を提供することを目指しています。
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