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Studioでポップアップを実装する方法|ノーコードでできる表示テクニックを解説!

Studioでポップアップを実装する方法|ノーコードでできる表示テクニックを解説!

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2025年12月1日

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Webサイト上で目立たせたい情報を伝える手段として、ポップアップは非常に効果的な表現のひとつです。資料請求やキャンペーンの訴求など、ユーザーの注目を集めたい場面で活用されることが多く、Studioを使った制作でも「実装できるのか?」と気になる方は多いのではないでしょうか。

Studioで実装する場合、表現にはいくつか制約がありますが、標準機能を活用することで基本的な“ポップアップ風”のUIは十分に実現可能です。

本記事では、Studioでポップアップを再現する方法を、活用シーンや設計時の注意点も交えながら丁寧に解説します。ノーコードでのWeb制作において、表現の幅を広げたい方にとって参考になる内容をお届けします。

Studioでポップアップはつくれる?

Studioには、Webサイト上に情報を重ねて表示する「モーダル」と呼ばれる機能が備わっており、クリックをきっかけに特定のコンテンツを表示することができます。これを活用すれば、いわゆる“ポップアップ風”の見せ方は十分に実現可能です。たとえば「店舗情報はこちら」といったボタンをクリックしたときに、画面中央に店舗情報を表示するといったケースが挙げられます。

ただし、一般的に「ポップアップ」と呼ばれるような、自動で表示されるタイプの演出(ページ到達、一定時間経過など)はStudio単体では実装できません。そのため、ユーザーの操作をきっかけに表示させる設計を前提として考える必要があります。
こうした前提を踏まえた上で、目的や見せ方に合ったUIを選び、適切なタイミングで情報を届けることが重要です。

ポップアップの基本4タイプ

ポップアップとひと口に言っても、表示の仕方や目的によってさまざまな種類があります。どのタイプを使うかによって、ユーザーの印象やサイト全体の使いやすさが大きく変わるため、事前に「どんな見せ方をしたいのか」を明確にしておくことが大切です。

ここでは代表的な4つのパターンを紹介します。それぞれの特性を理解しておくことで、Studioで再現する際の参考にもなります。

1. モーダル型(中央表示)

画面の中央にコンテンツを重ねて表示する、最も一般的なポップアップの形式です。背面には半透明のオーバーレイ(暗めの背景)を敷くなどした、ユーザーの視線を自然とモーダル内に集中させる構造が主流です。

たとえば、資料請求フォームや重要な案内などの場面で効果的です。画面全体を大きく遮るため、ユーザーに一時的な操作の中断を促す必要がありますが、その分訴求力は高く、重要な情報を確実に届けたいときに適しています。

Studioでは、モーダル機能を使えば比較的簡単にこの構成を再現できます。ボタンをクリックすると中央にセクションが開く設計が基本で、背景のオーバーレイや閉じるボタンの設置もあわせて検討することで、自然な体験をつくることが可能です。

2. 追従バナー型(画面上部または下部に表示)

ブラウザの画面上部または下部に固定されて表示される横長のバナー型ポップアップです。ユーザーがスクロールしても常に表示されるため、視認性が高く、CTAやキャンペーン告知などに適しています。情報を自然に提示でき、サイトの利用を妨げにくいのが特長です。

Studioでは、セクションやグループを固定位置で配置することで、画面上部または下部に追従表示する構成が実現可能です。Z-indexを調整すれば他の要素よりも前面に表示され、見え方としてはバナー型ポップアップに近い表現になります。バナー内にはテキストやリンクなど自由に配置できるため、申し込みやお問い合わせといった導線も組み込めます。

3. スライド型(スクロール中にスムーズに表示)

ページをスクロールしている途中に、画面の端からスッと現れるようなスライド型ポップアップです。ユーザーの流れを妨げずに自然に注意を引くことができるため、離脱防止や期間限定の案内などに効果的です。たとえば、ページの中盤に差し掛かったタイミングで「この内容に関連する資料はこちら」といったバナーが下から滑り込んでくるような見せ方が該当します。強い主張を避けながらも、適切な場面で関心を引きたいときに効果的です。

ただし、Studioではスクロール位置をトリガーにして自動的に表示を切り替えるといった挙動は、標準機能では対応していません。このような動作を再現するには、JavaScriptなどによるカスタムコードの追加が必要になります。

一方で、モーダル機能を活用すれば、「クリック操作をきっかけに下からバナーが表示される」といった動きは再現可能です。制約のある中でも、ユーザーの目に留まる工夫を取り入れることで、十分に魅力的な表現が実現できます。

4. フルスクリーン型(ページ全体を覆う)

Webページ全体を覆い尽くすようにして表示される、インパクトの強いポップアップです。ユーザーの操作を一時的に遮ることで、重要なメッセージやアクションを強く訴求できる形式として適しています。たとえば、「初回限定のクーポン」や「サイトメンテナンスのお知らせ」など、あえて目立たせたい場面で効果的です。

モーダル型と似た構成ではありますが、フルスクリーン型は背景全体を使って表示されるため、より高い注目を集めやすく、視覚的なインパクトも大きくなります。

Studioでは、通常のモーダルやセクションを用いて画面全体を覆うデザインにすれば、この形式の表現が可能です。具体的には、幅・高さを100%に設定し、Z-indexで他のコンテンツより前面に表示させることで、ページ全体に重なる見せ方が再現できます。

ただし、圧迫感のあるUIになりがちなため、閉じる導線をわかりやすく設けるなど、使い方には配慮が必要です。訴求力が高い反面、強制的な見せ方になりやすいため、ユーザー体験を損なわない設計と明確な目的設定が重要になります。

Studioのトグル機能でポップアップを作る方法

このセクションでは、Studioの標準機能だけで実現できるポップアップの一例として、トグル機能で作成する方法を具体的に紹介します。トグル機能を活用することで、ユーザーのクリック操作をトリガーに、自由なレイアウトでポップアップ表現が可能です。

完成イメージと実現できること

今回ご紹介するのは、クリックでポップアップを閉じられる設計と、スクロールで固定表示される構成を組み合わせた、Studioのトグル機能による資料ダウンロード用のポップアップです。
ユーザーが任意のタイミングで閉じることができ、かつ常に視認性を保てるため、誘導性と使いやすさを両立した表現が可能になります。

Step1. トグルをページに追加する

左パネルから「Toggle」を追加します。次に、右パネルを開いて下記のようにトグルの基本設定を行います。

  • デフォルトで開く:ON

  • 開く動作:Click

  • 要素外クリックで閉じる:OFF

「デフォルトで開く」は、初期設定でOFFになっているため、ONに切り替えるようにし、ポップアップが自然に表示されるようにしましょう。

Step2.トグルを編集する

デフォルトで入っているテキストを削除し、paddingを0に調整します。高さも0pxに変更しておきましょう。

アイコンも変更します。アイコン部分をダブルクリックし、Closeアイコンに切り替えます。

Step3.条件付きスタイルがクローズ時の設定を行う

アイコン部分を選択した状態で、「条件付きスタイル」をクローズに変更します。これにより、トグルが閉じた時のデザインを編集することができます。

ボックスの設定を、横幅100%、縦幅を0pxに変更します。

次に、モーションの設定を下記のように変更します。

  • 不透明度:0

  • 時間:0

  • 回転:0deg

このような設定で、クリックでポップアップが消える仕様が実現できます。

Step4.ポップアップのデザインを調整する

ここからはポップアップらしいデザインに仕上がるように、細かい調整を行っていきます。

まず、閉じるボタンのデザイン変更を行います。アイコンを選択し、色や背景色、角の丸み、余白などを目的に合わせて整えていきましょう。

デフォルトの状態ではアイコンサイズがやや大きめに設定されているため、少し小さめに調整すると、見た目がすっきりして扱いやすくなります。

次に、閉じるアイコンの位置を調整します。一般的に閉じるボタンはポップアップの右上に配置されることが多いため、配置を「絶対位置」に切り替えたうえで、ドラッグまたは数値入力で右側に移動させます。
また、他の要素に隠れてしまわないよう、重ね順(Z-index)を「1」以上に設定して、前面に表示されるようにしておきましょう。

続いて、ポップアップ内の内容を編集していきます。まずはテキストを目的に合わせて変更し、資料ダウンロード用のボタンを追加します。

ボタンは、左パネルから「Button」を選んで配置します。この際、忘れずにリンク先(ファイルや外部ページなど)を設定しておきましょう。

追加したボタンは、デフォルトのままだとやや大きく感じられる場合があります。そのため、文字サイズやボタンの余白を調整して、デザイン全体とのバランスを整えましょう。

また、より直感的に伝えるために、ダウンロードアイコンを一緒に配置すると、ボタンの役割がひと目でわかりやすくなります。

基本設定が完了したら、効果的なポップアップに仕上げるために、デザインの細かな調整を行いましょう。ここでは一例として、資料のサムネイル画像を追加してイメージを膨らませる構成にしつつ、目立たせるように背景色を調整しました。

Studioの柔軟なデザイン機能を活かして、ぜひご自身でもアレンジしてみてください。

Step5.ポップアップを固定に設定する

最後に、ポップアップがスクロールで固定表示されるように調整していきます。

ポップアップを選択し、配置を「固定」に変更します。

次に、ポップアップを表示させる位置を調整します。配置した要素はドラッグで自由に動かせるほか、数値を直接入力して細かく位置を指定することもできます。今回は、ポップアップとしてよく使われる「画面右下」に配置していますが、用途に応じて表示位置をカスタマイズしてみてください。

以上で、Studioのトグル機能を活用したポップアップの完成です。

ぜひご紹介した方法を参考に、目的に応じてデザインや内容を調整しながら、実際のWebサイト制作で活用してみてください。

ポップアップの活用シーン

ポップアップはただ目立たせるための仕掛けではなく、使い方次第でユーザーの行動を後押ししたり、理解を深めたりすることができる便利なUI表現です。

特にStudioのようなノーコードツールでも工夫次第で再現可能なため、目的に応じて効果的に活用することで、サイト全体の導線設計にもプラスの影響を与えられます。

ここでは、実際のWeb制作に取り入れやすい代表的な活用パターンを3つご紹介します。

1.資料請求・キャンペーン応募などの誘導に

ポップアップは、ユーザーに明確なアクションを促す場面で特に効果を発揮します。たとえば「無料資料をダウンロード」や「キャンペーンに応募する」といった導線をポップアップで提示することで、興味を持ったタイミングを逃さずにアクションへつなげることができます。

クリックで開くモーダル型を使えば、詳細な説明や入力フォームをスムーズに表示することも可能です。ユーザーの動線を大きく乱すことなく、必要な情報をその場で届けられる点が強みです。

Studioでは、ボタンをトリガーにしたモーダル+フォームの構成で、こうした導線を実装できます。目的に応じて表示内容や位置を調整することで、違和感のない形で自然なコンバージョン導線を組み込むことが可能です。特にLPなどではこの導線が成果に直結するため、意図的に導入する価値があります。

2.キャンペーンや特典などの訴求に

期間限定のキャンペーンや特典など、見逃してほしくないお得な情報を伝える手段としてもポップアップは効果的です。ユーザーがページを閲覧している最中に目に留まりやすい位置に表示することで、特典の存在に気づかせ、利用を促すことができます。

たとえば、画面下部に追従するバナー型や、クリックで開くモーダル型を使えば、主張しすぎずに自然に訴求することが可能です。「今だけ限定の来店特典を配布中」や「今だけご相談予約で割引キャンペーン」など、具体的な期限や条件がある情報ほど、ポップアップによる明示的な伝え方が有効に機能します。

Studioではトグル機能を活用し、画像やテキストを組み合わせた告知エリアを作成できます。閉じるボタンを設けておけば、煩わしさを軽減しながらも確実にメッセージを届けることができます。

3.補足情報の表示にも応用可

ポップアップはユーザーの行動を促すだけでなく、情報理解をサポートする目的でも活用できます。たとえば、専門用語の横に「?」マークを設置し、クリックすると用語の解説がポップアップ風に表示されるといった設計です。こうした“ミニモーダル”のような使い方は、ページの流れを妨げずに、必要なタイミングで補足情報を提供するのに役立ちます。

Studioでは、モーダル機能を活用することで、こうした軽量なポップアップ表現も実装可能です。表示位置を工夫すれば、見出しのすぐ横やボタンの近くなど、ユーザーの視線が向かう場所に自然に情報を配置できます。

コンテンツが複雑になるほど、このような補足表示の有無がユーザー体験に大きく影響します。全体の構成はシンプルに保ちつつ、必要な情報はきちんと補完するための手段として、ポップアップ表現は非常に有効です。

ポップアップ実装時の注意点

ポップアップは視線を引く効果が高く、うまく活用すればユーザーの行動を促進できますが、一方で使い方を間違えると、離脱や不信感につながるリスクもあります。

ここでは、実装時によくある落とし穴と、それに対する注意点を3つの観点から整理します。

1.初回アクセスのみ表示はできない点に注意

「一度だけ表示させたい」「初回アクセス時だけ出現させたい」といった要件は、ポップアップを導入する際によく求められます。しかしStudioでは、Cookieの保存や訪問回数の判定といった機能が標準で備わっておらず、こうした条件を設定することはできません。

そのため、ページを再訪問した場合やリロード時にも、毎回ポップアップが表示されることになります。繰り返し出現するポップアップは、ユーザーにとって煩わしさの原因となり、場合によっては離脱を招くこともあります。

Studioでポップアップを設計する際は、自動で表示させるのではなく、ユーザーの操作(クリックなど)をトリガーとして表示する構成が基本です。ユーザーが自ら表示を選択できることで、違和感なく受け入れてもらえる可能性が高まります。
こうした前提を踏まえた上で、どのような導線が最適かを設計することが、快適なユーザー体験につながります。

2.閉じるボタンは必ず設置し、操作性を高める

ポップアップはユーザーの注意を引きやすい一方で、「どうやって閉じればいいのか」が直感的に分からないと、強いストレスを与えてしまうことがあります。Studioのモーダル機能では、画面外をクリックして閉じることも可能ですが、誰もがすぐに気づけるよう、「閉じる」ボタンを明示しておくことが大切です。

アイコンであれば「×」、テキストであれば「閉じる」など、ユーザーが見慣れた表現を用いることで、迷いのないスムーズな操作が実現できます。特にスマートフォンでは、画面が限られる分、指が届きやすい位置への配置や、タップしやすいサイズ設計といった配慮も欠かせません。

「自分の意思でいつでも閉じられる」という感覚は、ユーザーの安心感にもつながります。見せたい情報を押しつけるのではなく、あくまで選択肢として提示するという姿勢が、快適な体験を支える鍵となります。

3.意図しない表示はユーザー体験を損ねる

ポップアップは強い訴求力を持つ一方で、その表示タイミングや内容に配慮が欠けると、ユーザーにとって「邪魔な存在」として受け取られてしまうことがあります。特に、文脈にそぐわないタイミングで出現したり、目的と関連のない内容が表示された場合、ユーザーの集中を妨げ、ページからの離脱を招くリスクが高まります。

Studioでは自動表示の制御ができないため、ポップアップの表示はユーザー操作によるトリガーが基本となります。だからこそ、「なぜこの場面で表示されるのか」「この情報は本当に必要か」を一度立ち止まって考えることが重要です。

また、すべてのユーザーがポップアップの存在に好意的とは限らないという前提も忘れてはいけません。ページ本来の目的や情報の流れを妨げず、あくまで“補足”や“後押し”として機能するよう、慎重な設計が求められます。

まとめ|Studioでも“ポップアップ表現”は可能

Studioには、一般的に想像されるような「自動で表示されるポップアップ」機能は備わっていません。しかし、モーダルやトグルなどの標準機能をうまく活用すれば、基本的な“ポップアップ風”のUIは十分に実現可能です。

資料請求やキャンペーン告知、補足情報の表示など、さまざまな場面での活用が期待できます。また、クリックトリガーによる表示であれば、ユーザー自身の行動に基づく自然な導線がつくれるため、過度な主張を避けつつ、必要な情報を的確に届けることができます。

大切なのは、「Studioでできること・できないこと」を理解したうえで、どのようなUIがもっとも心地よく情報を伝えられるかを意識することです。制約があるからこそ、発想と工夫次第で色々な表現が可能になります。

ぜひ本記事を参考に、ユーザーの体験を第一に考えながら、効果的な活用を検討してみてください。

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担当メンバー

酒井 万梨子

Webデザイナー

大学卒業後、農業法人に就職し、在職中にデザインに興味を持つ。その後フリーランスでWebデザイナーとして活動し、ノックデザインに入社。現在は、主にWebを中心としたデザイン業務に携わっております。

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